高齢ながら、肺の手術に耐え。
手術後数日に状態が悪化し、還らぬ人となりました。
面会に行った直後に悪化した為、病院からすぐに呼び戻されました。
病院に到着すると、既に父は人工呼吸器をつけられていました。
突然の出来事に、その姿を目の当たりにした時、泣きながら「おとうさ~ん」と絶叫したのを覚えています。
すると兄が。
「泣くんじゃない❗まだお父さんは頑張ってる❗」と、私に注意しました。
あの時は、兄の頼もしさを感じたものです。
昨日は、少人数でしたが、父を想う人たちが集まり、無事に法事を終えました。
佐世保に住んでいた頃は、日曜日の朝、父と手を繋いでパン屋さんに、食パンを買いに行くのが楽しみでした。
大人になって、一度だけ、その場を訪れたことがあります。
大人になったからなのか、道が狭く、パン屋さんへの道のりも、その当時と比べると、とても短いものでした。
また、訪れてみようと思います。
昨日も暑く、マスクをしていると汗だくになりました。
帰りのバスの中、一番後部座席に座った私。
目の前には、若いご夫婦かカップル
いつの間にか、奥さま(彼女さん)が、ご主人(彼)の肩に持たれ居眠りされていました。
『あ~、こうして誰かに甘えられる。
それを受け止めてくれる人がいるって、本当に幸せだなぁ』
と、羨ましく思いました。
何もかも、基本、自分で抱え込み、いい意味でも悪い意味でも、客観的には「独立」した道のりを歩いてきたので。
誰かに寄り添われて、居眠りする。
私にとっては、すごい憧れです。
いつの間に「男前の性格」になったのかなぁ。