あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。
今日は月曜日・平日ですが、勤めている監査法人の振替休日でお休みです。
監査法人はゴールデンウィークが3月決算会社の期末監査の時期と重なり、ほぼ休みはないのですが、その代わりに、こういった振替休日がポツポツあるので、ありがたいです。
昨日は少々マニアック?な「上級内部統制実務士試験」なるものを受験してきたこともあり、12月の公認会計士・修了考査の勉強をしつつも、すこしのんびりしています。
では、読書術の続きです。
前回記事はこちら。
ここまでは、2つある速読技術の一つ「(いちいち)音にしないで読む」の解説をしてきましたが、今日からはもう一つの速読技術「(いますぐ)わかろうとしないで読む」の解説に入ります。
では、どうぞ!
眼の動きのブレーキを緩める読み方は2つあるのですが、ここまで一つ目の
(いちいち)音にしないで読む
をいろいろな観点から解説してきました。
今日からはもう一つの読み方です。
それが今日の言葉、
(いますぐ)わかろうとしないで読む
あなたが本などを読んでいて、わからないところにぶち当たった場合、どうしますか?
普通は、スピードを緩めるか、止まるでしょう。
はい、ブレーキをかけるわけです。
この、ブレーキをかけるのをやめると、速く読めるのです。
「え? じゃあ、わからないままじゃん??」
そう思われるかもしれません。
「かもしれません」ではなく、そこでブレーキをかけず、ゆっくり読むこともせず、止まりもしなければ、わからないままです。
間違いありません。
「じゃあ、だめじゃん」
そう思われるかもしれません、ではなく、実際、そう思われるでしょう。
だから、みなさん、わからないところがあるとブレーキを踏むのです。
そして、(今すぐ)わかろうとして読むのです。
でも、それをやめるのです。
そして、(いますぐ)わかろうとしないで読む、のです。簡単に言えば、わからないところは飛ばして読むのです。
この「(いますぐ)」とついているところがポイントです。
永遠に「わかろうとしないで読む」ことを言っているわけではないんです。
「(いますぐ)わかろうとしないで読む」ことをやめようと言っているだけです。
これなら、しぶしぶでも、納得してもらえるのではないでしょうか。
でも、「わかろうとしないで」、「わかる」のかよ?とは思われるでしょう。
そこが、なんとも不思議というか、パラドックスなのですが、
「(いますぐ)わかろうとしないで読む」からこそ「わかる」ことがあったりするんです。
今日はこのへんで。
ご意見、ご質問、ご要望などはお気軽にコメント欄にお寄せください。
なお、読書術について、こちらが最も新しい本になります。
宇都出
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