あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。
メルマガのほうで、読書術・速読について久々に書いていて、そちらの内容を転載しています。
前回・第2回はこちら。
今回のテーマは
その思い込みは役立っていますか?
前回を読んでいない方はそちらを読んで、あなたの読書に対する思い込みをチェックしてから読んでください!
前回は、あなたの読書における「ねばならない」について考えてもらいました。
どうでしたか? 以下の文章に対して、どんな反応が起こりましたか?
• 本は最初から読まなければならない
• わからないところを飛ばしてはいけない
• 本はキレイに扱わなければならない
多かれ少なかれ、誰もが何かしらの思い込みを持っています。それを言葉にしてみることは大切です。
今日の言葉は、「その思い込みは役立っていますか?」です。
私たちはさまざまな思い込みを持っていますが、それが役立っているかどうかを見直すことは重要です。
特に、「今」役立っているかを考えてみてください。
どんな思い込みも、ある時点では役立っていた可能性があります。だからこそ、身につけたのです。
でも、時が経ち、状況が変わると、その思い込みが役立たなくなることがあります。
例えば、学校の授業で本を読む場合は、「本は最初から読まなければならない」が役立っていたかもしれません。
でも、独学で読む場合は、その重要性は低くなります。
この思い込みに縛られることで、読書や勉強が進まなくなる可能性があります。
そういった場合、その思い込みを緩めたり手放したりすることが必要です。
役立つかどうかを英語では「Workable」(機能している)と言います。
私たちはつい、正しい・間違っていると考えがちですが、この「役立つ・Workable」という観点を取り入れてみてください。より柔軟に、自由になり、読書も勉強も、そして仕事も人生も楽になりますよ。
ちなみに、以前紹介したACT(Acceptance & Commitment Therapy/Training)が目指すのは、「心理的柔軟性」です。
(ブログ読者の方への注:ACTについては、このブログではあまり紹介していませんね。私がコーアクティブ・コーチングと並んで、よくできたモデルを持つ優れもので、メルマガではかなり取り上げてきました。
以前、こちらのブログ記事で紹介した『心理的安全性のつくりかた』は、ACTを応用したものです)
その思い込みは役立っていますか?
これはあなたの心理的柔軟性を高め、勉強や読書、さらには仕事、人生において、有効なやり方・あり方につながる第一歩です。ぜひ、自分自身に問いかけてみてください!
今日はこのへんで。また明日!
ご意見、ご質問、ご要望などはお気軽にコメント欄にお寄せください。
なお、私の読書術について、こちらが最も新しい本になります。
宇都出
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