あなたの学習回路を起動、加速させる学習コンサルタントの宇都出です。

 

昨日は公認会計士・実務補習所の第8回目、そして最後となる定期考査でした。

 

おそらく、及第点は超えると思うので、これで無事、今年12月に行われる最後の卒業試験・修了考査を受ける資格は得られそうです。

 

この修了考査、最近は合格率が7割ほどに回復していますが、合格率が5割を切る年もあり、なかなか油断できません。

 

自分で書いた勉強本を改めて読み、思い出し、語って「あたりまえ化」して、あと9か月実践していきます!

 

では、今日は長らく続けてきた日刊メルマガからの転載、Amazon の辛口レビューに対する解説の最後です。

 

あれこれ私からケチ?をつけてきた感じで申し訳なかったですが、こうやってご自身の言葉で語り直す、言語化することは、勉強法を自分のものにするためには、必要なステップだと思います。

 

ぜひ、あなたなりの勉強法を言葉にする参考にしてください!

 

KTKは「具体」と「抽象」の往復運動

 

しつこく、取り上げ続けてきました新刊・『どんな人でも1番結果が出る勉強法』の辛口レビュー。

今日でいったん区切りをつけたいと思います。

まず、レビューを書かれた方の言う「宇都出の勉強法」8ステップを改めて紹介します。

1)    脳に記憶の収納箱を章・節ごとに作る→そのために目次を暗記し、記憶したものを想起するときに「あぁ、あのフレーズはあそこで言っていたなぁ」という”番地(目印)”の代わりに目次を暗記する

2)    過去問を覚えようとせず、解説を流すようにして、わからない言葉は都度テキストで確認してさっさと先に進む

3)    過去問を読むスピードを上げることで、読み返した箇所が「あぁ、ここはなんとなくこんなことを言ってたっけ」という”記憶の引っ掛かかり”が残るように、忘れるスピードよりもインプットするスピードを速くする(=高速回転)+忘れるスピード<インプットのスピードのために、本を断裁する

4)    過去問を読むスピードを上げ何回も回転させることで、”記憶の引っ掛かり”が雪だるま式に積みあがっていき、次第に文章として脳にインプットされる

5)    さらに回転させることで、ページをめくった瞬間にそのページの要約がイメージできるようになる

6)    さらに回転させることで、そのページで覚えておくべきキーワードを大きな文字でページいっぱいに書く

7)    そのキーワードを見た瞬間に、どのような問題肢で、どのような解答かが記憶として浮かぶようになる

8)    目次を暗記しているので、本番で問題が出題されたときに、脳が1)インデックスの番地(目次にある章・節)→2)記憶箱にあるキーワード→3)キーワードから連想される具体的な内容を想起、という運動ができる


以上が「8ステップ」です。

ここまで書いてきたように、私からすると、「その通り!」という部分は少なかったですが、あなたはどうでしょう?

私が書いたことや、このレビューの方の書かれたことも、一つの参考に、ご自身の勉強法を確立していってください。

なお、レビューの方は上記の8ステップをこんなふうにまとめておられます。

「結局、1)~6)が具体→抽象化の作業で、7)~8)が抽象→具体化の作業ということです。」

最後にこのまとめについて、コメントしておきます。

私は「「部分」と「全体」の往復」という表現をよく使いますし、これは完全に同じではないですが、「「具体」と「抽象」の往復」ということもよく言いますので。

まず、今 「……の往復」と言いましたが、「具体」と「抽象」で大事なのは、行ったり来たりすること、「往復」「運動」です。

この「往復運動」のなかで、より「具体」になり、より「抽象」になるのです。

KTKは「具体」と「抽象」の往復運動

なので、

「結局、1)~6)が具体→抽象化の作業で、7)~8)が抽象→具体化の作業ということです。」

というように、「往復運動」が感じられない表現は、ピンときませんでした。

KTKは「具体」と「抽象」の往復運動

今日はこのへんで、また明日!

 

 

ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄まで。

 

宇都出

 

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