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監査論、租税法に引き続き、
今日は会計学(午前)、いわゆる管理会計論の振り返りを行おうと思いましたが……
やり始めて、断念しました。
会計学は午前・午後(いわゆる財務会計論)どちらも、当日の感触は他の科目に比べて、かなり悪く、あまり自信がないんですよね……。
→ 【公認会計士試験】論文式試験(会計学)受けてきました(2/3終了です)
計算問題に改めてガッツリ取り組む時間の余裕はないことや、たとえ取り組んでも、2カ月半後の合格発表で合否がハッキリするまでは試験勉強を再開するつもりはないこともあり、振り返りは先延ばしにすることにしました。
ただ、こちらのCPA会計学院の解説動画を観た限りでは、午前(管理会計論)のほうは難問が多かったそうなので、合格ラインに乗ってくる可能性はありますが、午後(財務会計論)のほうは、私が感じたよりも問題としては易しかったそうなので、かなり厳しい感じです。
試験についての振り返りができていない中ですが、
試験勉強についての振り返りをしますと、
論文式試験対策で言えば、短答式試験後、管理会計論・財務会計論ともあまり時間を割かなかったことが、今回の苦戦につながったと思います。7月の模試でも計算問題については、会計学は他の科目と比べて、思った以上にできたこともあり、試験直前もあまり時間をかけませんでした。
時間配分ミスとも言えますが、このあたりは限られた時間なので、結果を受け入れるしかないですね。
また、短答式試験も含め、この1年8か月の勉強を振り返ると、2つの反省点があります。
一つは何度かこのブログにも書きましたが、「いちいち電卓を叩いて解いていたこと」
これによって回転数が上がりにくく、KTK(高速大量回転)法を活かし切れませんでした。
もう一つは、「いきなり過去問」で過去問先行・中心の弊害が出てしまったこと。
さすがに短答式試験の過去問でもいきなりは難しく、簿記1級のテキストを参照しつつ行いましたが、KTK法のざっくり・繰り返すなかでだんだんと細かいところを潰していく…という形というより、虫食い的に基礎ができないまま非効率な勉強になってしまったと感じています。
算数・数学・物理など理系科目もそうかもしれませんが、今、振り返れば、過去問の解答解説を「ざっくり・繰り返す」勉強よりも、テキストを中心に「コツコツ・積み上げる」勉強が、管理会計論・財務会計論の計算問題では効率的・効果的でしたね。
財務会計論は途中から、クレアールの講義・テキストを回転対象にして、ある程度リカバリーできましたが、管理会計論はそれを行わなかったことがずっと響いて、理解の甘さにつながったと思います。
一つ目の反省点である「いちいち電卓を叩いて解いていたこと」から、なかなか逃れられなかったことも、「いきなり過去問」の勉強の影響があったと考えています。
もし、来年も受験することになった場合は、管理会計論については講義・テキストに最初から取り組みます。同時に、電卓を叩く割合を減らしていくことですね。
財務会計論については土台はできていると思うので、計算問題もいちいち電卓を叩くのではなく、言葉で解答プロセスを説明する形にすることを軸に、回転数を増やしつつ、理解も深める勉強に取り組みます。
監査論、租税法まではかなり希望を持った振り返りでしたが、会計学でちょっと厳しくなりましたね……。
まだわかりませんが、不合格となった場合は、計算問題におけるKTK法実践のさらなる研究をするチャンス!と捉えたいと思います。
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宇都出
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