昨年10月にこの本と出会って以来、英語を読んだり、聞いたりするときの感覚が大きく変わったのを実感しています。

英語は絶対に逆から学ぶな!/スカイ出版
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 → 本当に英語を語順どおりに読めるようになる本(久々の目からうろこの英語勉強本です)

 → これが英語思考なのか! そして、これが自分(日本人)の思考なのか……(また目からうろこでした)


まだぎこちなさはありますが、返り読みをせずに、英語を英語のまま読むという感覚が身についてきました。

こうなると、行ったり来たりが少なくなり、確実に英語を読むのは楽になり、速くなりますね。

このあたりの体験も今執筆している英語本に盛り込もうとしています。

「英語を英語のままで読む」とか「日本語に訳さない」ということは、けっこうたくさんの英語勉強本で言われていることです。

先日紹介した『英語で学べば英語はできる』もそのひとつですが、

 → 「英語好き」の人にはお勧めですが……:『英語で学べば英語はできる』(西ジェームス著)

なんとも中途半端なんですよね。

本の中に出てくる英語の例文に日本語訳をつけるのはまあいいとして
その訳がまさに「英文和訳」なんです。たとえば……

He is eating spaghetti.
(彼はスパゲティを食べている)


ここはせめて(彼は、食べている、スパゲティ)と書くところでしょう。

細かいといえばそれまでですが、この本が掲げている英語上達5原則の最初に「日本語に訳さない」とあるほどなので、
せめて、語順ぐらいは英語のままで和訳も書いてほしいものです。

まあ、それだけ英語や日本語における視点や思考スタイル、語順の違いへの意識が低いというか、無自覚なのでしょう。

それはさておき、5年以上前に読んで本棚に置いてあった本を久々に手に取ったら、



英語にも主語はなかった 日本語文法から言語千年史へ/講談社
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なんと、この本にも英語と日本語の視点の違いが書いてありました。

 英語=神の視点(不動)

 日本語=虫の視点(移動)

『英語は絶対に逆から学ぶな』のように、英語の語順構造にまで結びつけた解説はないので、
あまり実用的ではないのですが、こういったことが書いてあったことは完全に忘れていました。。。
(私の読書、記憶のいい加減さにショック……)

 以前、紹介した『英語の感覚』では、

 英語国人 = 自己は中心にある不動の存在

 日本人  = 自己は動く存在、動かされる存在

といった表現でしたが、

 → なぜ、日本語と英語では住所の書き順が反対になるのか?

それとは共通する点がありつつも、ちょっと違う点もあり面白いです。

この本についてはまた改めて紹介しますね。

 続きはこちら→ 英語は静止画・日本語は動画

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