ウエスタン乗馬の本場テキサスでナチュラルホースマンシップを学ぶ旅 -4ページ目

ウエスタン乗馬の本場テキサスでナチュラルホースマンシップを学ぶ旅

そもそも馬をコントロールしようって考えが違うんじゃ?人馬一体の動きって、コントロールじゃないよな。じゃ何?って話だけど、その答え見つけにテキサスに3ヶ月滞在するんだ。その滞在記だよー。^^どんなハプニングがあることやら、お楽しみに。

●【用語】イールド

これまた日本語にはなっていないようで、まず辞書的な意味を調べてみると、

・〔圧力のために〕動く,開く,曲がる.
・与える,譲る
・身をゆだねる

などの、当てはまりそうな意味がありました。

で、馬の横に立って、わずかに馬の頸を自分の方に向け、後躯に向かってプレッシャーをかけると、馬は後肢を人と反対の方へ、動かしてくれますが、そんなとき"yield the horse's hindquarters"というフレーズをよく聞きます。(hindquartersというのは、後躯、後肢、トモ)

"disengaging the horse's hindquarters"というフレーズもよく聞きますが、同じ状況で使われています。

なので、「プレッシャーを与えて後躯を動かす」といった意味になるのかな。

前躯を動かすときには、yieldという単語を使わず、普通にmoveを使うことが多いようです。

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●新しい馬が群れに受け入れられていく過程

滞在中に、Yukikoさんのところに新入りが二頭やってきた。

一頭は、昨年末に歯の調子が悪くなって、私が一人で獣医さんのところに、連れて行くことになったルーミー。

もう一頭は、ブログには登場してないけれど、10日間ほど預かっていたミスティ。

それぞれ来た時期は違うのだけど、序列を決める初対面での馬同士の挨拶では、二頭とも再下位だった。
その最下位の馬が、群れの中に受け入れられるまでには、同じパターンがあったように思う。

まず初対面で挨拶をして序列を決めたあと、二頭とも一番下だった。

その後の様子を観察していると、最初はなかなか群れの中に入れてもらえない。

群れに近づこうとすると、すぐに追い払われてしまう。

特に、マハティが追い払う役をしていた。

ときには、10メートルほど離れた距離から、攻撃されるときもあった。

放牧地には、ラウンドベールという直径が大人の背丈に丸めてある牧草を置いてあるが、他の馬たちが食事中に、そのそばに寄ろうものなら、もの凄い勢いで攻撃される。

それが次第に、他の馬たちが食事中に、3~5メートル離れたところで、じっと他の馬たちが食べ終わるのを待っているようになる。

見張り役を、させられているのかもしれない。

で、他の馬の食事が終わったら、牧草を食べていた。

そのころには、すごい勢いで攻撃されることはなくなっていて、近くに寄りすぎたときに、ちょっと追い払われる程度だった。

そして、群れの一番外側に、ポツンと一頭でいることが、許されるようになってきた。

ミスティは10間ほどだったので、そこまでだったが、ルーミーはその後、ラウンドベールのところで、他の馬と一緒に牧草を食べさせてもらえるようにまでなった。

今では、ルーミーは、時々意味もなくマハティから追い払われていたりするけど、二頭はまるで親子のようだ。

いつもマハティの後ろをついてまわっている。

もっと大きな群れだとどうなるのだろう。

強い馬が入ってきたら、きっと逆のパターンになるんだろうけど、中位の馬が入ってきたらどうなるのだろう。

馬社会を観察するのは、面白い。

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●【用語】センサタイジングとディセンサタイジング

ナチュラルホースマンシップの動画を見ていてい、頻繁に出てくる言葉が、センサタイジングとディセンサタイジングこれでした。

本や雑誌にもよく出てくる言葉なので、なんとなくどういうことかわかってきたのですが、どなたかが動画の中で、わかりやすく説明されていたので、ちょっとまとめてみました。

以下、その内容です。

馬をトレーニングしていくときに、大きく分けて、センサタイジング(sensitizing)ディセンサタイジング(desensitizig)の、二つのカテゴリーがある。

《センサタイジング》

グランドワークの際に、指示のプレッシャーに対して、反応するようにすること。これにより馬に、

・動くこと
・ゆずること
・柔軟性

を求めていく。


《ディセンサタイジング》

センサタイジングとは、まったく逆。刺激に対して、過剰な反応をしないようにしていくこと。これにより、馬に、

・物に動じない
・じっと立っていること

などを求めていく。

※二つはまったく逆のことなので、決して同時にトレーニングしてはいけない。


以上

同時にトレーニングしてはいけない、ということで、小さい子どもを指導するさいの鉄則を思い出しました。

一回に指示する内容は、ひとつだけという「一時一事の法則」です。

馬も同じですね。

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