今回は少し重い話題です。
先日、「子どもの虐待」についての話を聞いてきました。
その中で、一番心に残ったのは、
「子どもの虐待はどの家庭にも起こりえる」
という話です。
子どもの虐待のニュースを聞くたびに、
心が締め付けられます。
虐待をするなんて信じられない・・
なんてひどい親もいるものだ・・
など、虐待のニュースを第三者的な立場から見たら思います。
しかし、「子どもの虐待」はどの家庭でも起こりえることなのです。
私も二人の子どもを育てていますが、
子育ては楽しい面もありますが、
自分の思い通りには全く行かず、
本当に精神的にも肉体的にも非常に大変です。
孤軍奮闘して子育てをしていると、
子どもは突然泣くし、
言うことも聞かないし、
部屋は汚すし、
何かイライラして、
余裕がなくなってしまいます。
相談する相手もいなくて、
夫の協力もえられなければ、
何もかも自分でやらなければ・・と思い、
本当につらくなります。
本当に心の余裕がなくなると、
自分の子どもなのに、
かわいいと思えなくなります。
そのうち、自分自身を見失い、
子どもに手をだしてしまう・・
ということになっていくのです。
今子育てをしてつらい思いをしている人に言いたいです!
「あなたはよく頑張っているよ。
一日10分でいいから、自分の為だけの時間をとってね。
自分で自分を思いっきりかわいがってください。
一人で抱えなくてもいいよ。誰かに相談して。」
虐待を少なくするためには、
母親などの養育者の支援が絶対に必要です。
まずは母親の心の安定が大切です。
そのためにまわりの人ができることは
”耳を傾け、話をゆっくり聴く”
ということです。
話をすることで、
自分自身のことを見直すことができます。
答えはすべて自分自身の中にあります。
虐待はどの家庭にも起こりえます。
お互い自分自身ができることをして、
支え合っていきたいものです。
返答にお時間がかかります。ご了承ください。)