いつだったか。夕日がきれいだったので写真を撮りました。
学童の帰りで、息子ときれいだね、と話してなんでもない夕日だけれど写真をとろう、ということに。
最近は、なんでも写真に残しておくのが普通となってきて、子供もまた、写真も身近なものになっているようです。
文明の進化ですよね。
気軽に写真が残せるようになったのも、携帯電話の発達のおかげ。
仕事も効率よくなったし、ネット作業もらくらくと。
今ではタブレット一つで収入を得て生活をしている人も出存在するほどです。
大人って、結構レンズ越しに美しさを見ることが多いですよね。
美しい観光地に行っても、見るのはカメラのレンズ越し。携帯を片手に背景に自分を入れて写真をとったり、動画をとったり。
とくに、運動会なんてレンズでしか子供を見ていませんでした。
ダンスとか、全体の演技なんかはビデオを撮っているので見られず、子供一人踊っている動画だけしか残っておりません。
もっと、全体のダンスが見たかったです・・・後悔・・・
こういう時代だからこそ、写真では感じられない美しさを、息子の目でしっかりと見てほしいと思います。
疑似体験ができる施設が多くあり、実際行ったことのない場所に行ったような気になれる装置も導入されております。
でも、実際に自分の目で見る本物には勝てませんよね。
肌で感じる、といいますか。
美しいもの、不思議なもの、怖いもの。
見た目意外に、空気、匂い、温度、様々なものと一緒に体験体感できる方が、ずっと素晴らしいと思っています。
便利になったのはいいのですが、私も少しレンズから離れてみた方がいいな。
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