今日は娘とバスに乗って、都会の公園に行きました。公園とは行っても滑り台とブランコとちょっとした砂場があるだけなので、1時間程度遊ぶのが限界でした。途中で持参したいちごとアンパンマンのスティックパン3本を食べて元気をチャージ!そのまま近くの大きな書店に行きました。そう私が購入したかったのはタイトルのちょっとだけという絵本です。

娘が陳列されている本に気を取られてる間に書店員さんにあるか尋ねると持ってきてくださったので即購入しました。


 自宅に帰って娘の方から読んでと言ってくれたので、おやつを食べながら読んでいると、比較的長い文章にもかかわらずちゃんと聞いてくれました。

この本はなっちゃんにあかちゃんができて、お母さんに甘えられなくなったので、ちょっとだけ自分でいろんなことに挑戦しようとするお話です。頑張ってコップにちょっとだけ牛乳を入れたり(もちろん、こぼしています)、パジャマを自分で着たり(いくつかのボタンは止めれてないです)、完璧じゃないなりなりに頑張って過ごしてきます。

子供の気持ちを無視すると、もう勝手に冷蔵庫を開けて、牛乳をこぼすなんて!とか、パジャマちゃんと着れてないじゃない!とか叱責に値する行為にも見えますが、なっちゃんの心を知ると、普段の子供の行動にはやはり意味があるのだなと感じます。


 そして、最後にどうしても眠たくなってちょっとだけ抱っこしてとお母さんにお願いするのですが、その姿がいじらしくて、私は思わず涙しました。

子供の気持ちって大事なんだなぁと痛感させられる絵本です。

お姉ちゃんになる子や、第二子が誕生する方にぜひ読んで頂きたい一冊でした!