明日から娘は幼稚園で通園します。そう、日中一緒に過ごすのは今日が最後なんです。

今日一日をどうやって過ごそうか、ここ数日ずっと考えていました。そして地域の保育園の開放があったので、電話して予約し遊びに行ってみることにしました。以前にも行ったことのある保育園だったので、娘にもいいかなと思って、オムツを変えてズボンを履いてと準備をしていると、娘が、急に私の顔を両手で挟んで、顎を目掛けて、ガブっと噛み付いてきたではありませんか!!突然だったのと痛いの疲れていたこともあり、一気の怒りの気持ちが湧き、危うく手をあげてしまいそうでした。これはあかんと思い、娘のそばから離れて、キッチンに逃げ込むと、なぜか無性に涙が止まらなくなりました。「痛い」「これだけやってるのに」「どうしろっていうんや」とか負の感情が込み上げてきて、一人でうずくまってシクシク涙しました。(この記事を書いてる現在もポロポロ泣けてきます)しばらくして、娘が「お母さん、ごめんね」と何事もなかった風に、ごめんねっていえばいいんでしょ風に何度も言ってきました。もう、無の境地で「ごめんって言って済まないことだってあるんだよ」とニコリともせず言いました。他人に「大変だったね」と言われたら、すぐに涙が溢れそう程、感情が敏感になっていたので、保育園には行きたくなかったのですが、予約してしまった以上は、とりあえず行こうと思い、淡々と出発の準備を済ませて、保育園に向かいました。

 保育園で私たち親子を出迎えてくれたのは、もうおばぁちゃん?!というくらい、顔にたくさんの笑い皺が刻まれたベテラン保育士さんでした。その保育士さんに、出会って早々思わず「2歳児って噛みますか?」と突然質問してしまった私。そんな私に対して「うん、そうだね、まだ自分の気持ちをどうやって表現したらいいのかわからない年齢でもあるから、そういう気持ちが溜まると噛むっていうことはあるかな」「今朝、ここに来る準備をしている時に娘に顎を噛まれてしまって。以前にも来たことあるし、楽しいかなと思ったんですが」「そうだね、もしかしたら、もうすぐお姉ちゃんになるっていうプレッシャーを感じたりしているのかもしれないですね」「それはあるかもしれません。抱っこをしても、お腹が出ている分、全然密着しないし、抱っこの回数も減っているので」「あとは明日から幼稚園に行くんですよね?幼稚園に行くっていうこともプレッシャーに感じているのかもしれないね」「確かに、急に幼稚園に連れて行かれてもびっくりするかなと思い、ずっと以前から幼稚園に行くと言い続けていました」と。上記のようなお話をしました。

 頭の中では、コミュニケーションがうまく取れない時に、暴力行為に及ぶとかわかっているけど、実際その立場になると、自分の気持ちが昂ったり、うまく感情の整理ができませんでした。こうやって他人に話すことで、少し頭がスッキリすると言いますが、あー、子育てって一人でやるもんじゃないなと思ったりしました。

 

 実は娘が、幼稚園に行くことで、娘と遊べなくなるという寂しさよりも、自分の時間が確保できるという喜びの気持ちが強かったのは事実です。なので今日頑張れば(特に今日は娘がまさか5時に起きてきて、6時半まで一緒に遊んでいたので私の中では頑張っていました)、明日から楽になると心の隅で思っていました。つまり、娘にとっては「私は邪魔者」みたいな感覚を感じ取っていたのかもしれません。そもそも娘と遊ぶことを頑張らなきゃいけないという私のメンタルがやばい?

自分子育て向いてないなぁ、結局私は娘よりも自分が大事なんやなぁ。「母親失格の烙印を押された気がして」ブルーな気分です。

ひとまずホットコーヒー飲んで眠いし寝よう。