スマホばかり見ていた子が勉強をするようになった話。 | 子育てを学びたいお母さんのための講座&子育て相談☆お友達トラブル☆繊細さん☆反抗期☆子育ての不安イライラ感情〖心穏やかな親子へ♪〗

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「怒らない方法でやる気と自信をグングン引き出し、自分を好きと思える親子を育てる」を理念として、講座や子育て相談を行っています。講座やカウンセリングのご案内の他、我が子やピアノ講師としてピアノ教室での出来事など、子供への関わりを投稿しています。

 

ご訪問くださりありがとうございます。

♪ピアノ講師

♪子育て心理学カウンセラー・インストラクター・セラピスト

♪原田ゆかりです。

 

 

スマホやゲームばかりだった中学生が、どのように勉強に集中出来るようになったのか。について書いてみます。

現在は高校3年生の息子君。

中学生でスマホデビューをしました。

部活の連絡手段として使うようになったスマホでしたが、息子の中ではお友達とゲームをすることも目的の一つ。

 

 

「勉強もちゃんとしてるよ」とは言うものの、ゲームをしたいから勉強をするという感じで、勉強よりスマホの時間の方が優先されているような状態。

 

 

接続が上手く出来ないと不機嫌になったり

お友達と深夜までゲームをしたいと交渉されたこともありました。

 

 

これからの時代、大学生は一人に一台パソコンが必要になる時代ですので

スマホとも上手に付き合う練習期間にしようとある程度覚悟はしていましたが

 

スマホをいじっている姿の方がよく見かける状態は親の私の方が不安になり…

スマホをいじる時間をもっと勉強にまわしてくれたらなぁ…とついつい小言を言いたくなる

 

言葉にはしませんでしたが

ちょっとでも成績が良くなかったり忘れ物をしたりすると

「ほら!ゲームばかりしてるから!」

何でもかんでもスマホのせいにしたくなっている毎日でした(笑)

 

 

口先まで出てくる余計な一言を何度飲みこんだことか…。

 

 

 

 

だらだらとスマホをいじっている時の心の中は

「勉強する」「早くお風呂に入る」など

やるべきことを分かっていないわけではなく、ちゃんと分かっているはず。

けれど億劫で重い腰が上がらず、楽な方に流されてしまうという状態だろうと思います。

 

「分かってはいるけれどやる気が出ないこと」私もあります。

 

 

人は何かをやろうと動き出す時が

一番エネルギーを使うそうです。

 

「動きたくないなぁ…」というガス欠の状態に

小言で更にやる気を減らされ

重い腰を上げるために大量にエネルギーを消費した状態でする勉強…

 

長い目で見た場合いろいろと限界があるなぁと思いました。

 

 

「やめなさい」「やりなさい」は逆効果

それならば、自ら考えて動くためのエネルギーを貯めるしかない照れキラキラ

 

 

  落ち着いて会話が出来る状態を作る

 

スマホを使い過ぎないための工夫や、危険なことに巻き込まれないための約束ごとなど

何かについて交渉するためには、雑談が出来ていることが必要です。

 

雑談が出来ていないと

交渉は出来ません

 

なので、息子が好きなゲームのこと

よく見るユーチューバーの話を一緒にすることから始めました。

 

同時に「スマホやゲームをしていることは悪いことではないんだよ」「あなたが大切な存在であることに変わりはないんだよ」ということを伝えました。

 

ゲームに関しては、難しくて私の方が教えてもらう事ばかりでしたので、自然に「すごいね~」の連発

 

息子が好きなYouTubeは、私には面白さがいまいち共感出来ませんでしたが

しばらくすると、私が好きそうな動画を見つけた息子から「見てー」と見せてくれるようになりました。

 

息子が私の好きなものを覚えてくれて、一緒に見ようと言ってくれるおねがい

それだけで、とっても嬉しい気持ちになりました。

 

自分が楽しんでいることに興味を持って会話をしたり一緒に楽しんでもろえると

人は「自分のことを認めてもらえている」と感じ情緒が安定していきます。

 

否定せずに受け入れ合える関係を心がけたことで

お互いに、必要な時に必要なことを落ち着いて話すことが出来るようになりました。

 

 

 

  自分が出来ることを意識した関わり

 

高校受験が近づいてきた頃、一度真剣に話をしておこうと息子と話す機会を作りました。

 

私が「何か困っていることはない?」と聞くと

 

息子は、勉強に集中できない時や疲れた時についスマホをいじりたくなると教えてくれました。

 

いじりたくなる気持ちはよく分かるし

「我慢するしかないでしょ!」で解決するほど簡単ではないこともことよく分かるびっくりマーク

 

じゃあ、私にできることは何か?

 

スマホを預かることは出来るなと思ましたので

「スマホが側にない方が集中できるようならその時だけ預かるよ」と提案し

「預かってほしい時はいつでも持っておいで」

ひとりで難しいことは手伝うよと伝えました。

 

息子は「うん。」と考えているようでしたが

 

それから受験が終わるまでの間

預かってほしい時だけ、私の仕事部屋の外に「コトン」とスマホを置いて、勉強が終わると取りに来るようになりました。

 

必ず預けることを約束するとか、没収するなど強制はしません。

 

私に出来ることは

何かをさせることではなく

いつも見方になって応援すること。

 

どうするかは、自分で考えて行動できるようになってほしいと思っています。

 

 

 

  自分で考えて向き合ったことは自力で解決できる

 

息子は現在高校3年生。

大学受験真っただ中です。勉強もスマホやゲームも私はノータッチですが

 

自分のペースを作りながら勉強に集中することが出来ています。

 

 

息子より2歳上の大学生の娘とこんな会話をしていました。

 

娘が息子に「TikTok入れてないの?」と聞くと

息子「消した」と。

 

娘「なんで?」

息子「あると見ちゃうから」

娘「えら~いびっくり

 

知らない間に、自分で管理出来るようになっていたことに私もびっくりおねがい

 

まだまだ心配になることはありますが

 

よく考えているなと感心させられたり

気づいたら自分で解決していることが増え

安心して見守ることが出来るようになりました。

 

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も笑顔でご自愛くださいねクローバー
原田ゆかり