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浮世な世界

歴史好きの男子学生が史跡やお城をまったりと紹介するブログです!

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おはようございます


近代美術展示の期間が今日までなので、急いで紹介したいと思います(笑)







↑色絵金彩花鳥文龍耳瓶 清水清閑作 1877(明治10年)









↑色絵金銀彩花蝶文瓶 向井和平作 1881(明治14)年







↑七宝獅子蝶文壺 七宝会社製造 1877(明治10)年


1871(明治4)年に名古屋で設立された七宝会社は、七宝の製造・販売を行いその確かな技術力から、数多くの展覧会に出品されたりしています。

この作品も第一回内国勧業博覧会に出品されたものです。







↑七宝蝙蝠文瓶 吉田直重作 1881(明治14)年


よく見ると図柄がコウモリになっています!

面白いですね(´∀`)







↑色絵金襴手双鳳文飾壺 7代目・錦光山宗兵衛作 1892(明治25)年









↑梨地水龍瑞雲文蒔絵宝剣 加納夏雄作 1873(明治6)年


明治天皇の刀と拵として制作されたもので、龍や水の彫刻が見事ですね。

制作者の加納夏雄は明治時代を代表する金工家で、新貨幣のデザインをしたことでも有名ですね。









↑北条虎吉像 荻原禄山作 1909(明治42)年


荻原禄山はわずか30代で亡くなったので、現存作品は少ないです。

この作品は初めて見ましたね!



今回紹介した作品は12月20日まで展示されています。


こんばんは


この一週間は忙しくて更新する暇が全くありませんでしたorz


やはり年末が近くなると結構しんどいですね(゚_゚i)


というわけで久しぶりの所蔵品紹介です。


今回紹介するのは近代日本画・洋画ですが、今は結構いい作品が展示されているので、オススメですよ!






↑無我 横山大観筆 1897(明治30)年


教科書などでもよく見る作品ですが、意外に同題の作品は全部で3作あるそうです(残りは長野と島根の美術館に所蔵されています)。

意外とわたくしは見るの初めてだったので、運が良かった!









↑貴妃読書西施弾琴 荒木寛畝筆 1886(明治19)年


荒木寛畝は花鳥画のイメージなのですが、このような歴史画も描くのですね。









↑王昭君 鶴沢探真筆 1893(明治26)年









↑群鹿 森川曽文筆 1893(明治26)年


森川曽文は四条派の画家なので、鹿のリアルな描写がいいですね!











↑四季花鳥図屏風 柴田是真筆 19世紀


その132に続きます!


今回紹介した作品は12月20日まで展示されています。


こんにちは


今回は所蔵品紹介の番外編ということで、現在14室で開催されている「後藤一乗 幕末の華やかな刀装と絵図」を紹介します。


後藤一乗(ごとういちじょう)は江戸時代を代表する金工家で、将軍家お抱えの地位にまで上り詰めた人物です。

そもそも後藤家(後藤派とも)は、室町時代に生まれた装剣金工を生業とする一派で、京都や江戸、金沢で活躍していました。


一乗も後藤家が得意とする小柄や笄(こづか)、鐔などの刀装具を作製し、後に法橋・法眼の位をもらっています。

また、後藤家以外の手法も積極的に取り入れ、幕末・明治まで金工の第一人者として活躍しています。


この特集では、一乗や後藤家ゆかりの所蔵品が展示されていました。







↑沃懸地鳳凰文蒔絵小脇指 後藤一乗作 19世紀


1863(文久3)年に尾張徳川家から朝廷に献上された短刀に付属していた刀装になります。

鞘には高蒔絵で表された鳳凰のほか、よく見ると十二支も配されています。









↑梨地雲鶴文蒔絵太刀 後藤光来作 1868(明治元)


後藤一乗の末子である後藤光来は、父の仕事を手伝いながら自身も金工家として活躍しました。

しかし明治以降の記録がなく、没年も不明です。恐らく、明治という時代に金工家は多くが辞めざるを得なくなってしまったので、その荒波に飲み込まれてしまったのかもしれませんね。









↑黒檀地花鳥蒔絵螺鈿脇指 後藤一乗作 19世紀


刀装具に螺鈿というのは珍しいですね!

ちなみにこの螺鈿を施したのは、中野一跡という福岡藩士だとか(もはや余技を完全に超えていますね)。







↑梨地桐竹鳳凰文蒔絵宝剣 後藤一乗作 1864(元治元)年







↑叢梨地花鳥山水蒔絵脇指 後藤一乗作 19世紀







↑草花に虫図大小鐔 後藤一乗作 1857(安政4)年







↑二見浦図鐔 後藤一乗作 19世紀







↑重要文化財 吉野龍田図大小揃金具 1864~1865(元治元~慶応元)年 個人蔵


一乗が仙台藩奥医師の求めに応じて、2年の歳月をかけ制作した金具です。

写真ではわかりづらいですが、鍔などに施されている桜の細かさには驚かされます!









↑御短剣之図 1862(文久2)年


やはり構想の際にはこのような下絵は絶対に必要ですね。

後藤家にはこのような下絵図が膨大にあったのでしょう。



刀装具の第一人者の足跡を見ることができますので是非!



今回紹介した作品は12月13日まで展示されています。














こんばんは


本日2回目の更新です!






↑沃懸地葵紋蒔絵合口 18世紀


葵紋がはいっているということは、大名家のものでしょうか。

驚いたことに柄の部分はサメの皮が使われているとかΣ(・ω・ノ)ノ!











↑重要文化財 太刀 号・獅子王 12世紀







↑重要文化財 黒漆太刀(獅子王の拵) 13~14世紀


平安時代に源頼政が、夜な夜な朝廷を震撼させていた鵺(ぬえ/顔が猿、胴体がタヌキ、手足が虎、尾が蛇の化物)を仕留めた際に、恩賞として下賜されたと伝わる太刀です。

とても平安時代に作刃されたとは思えないほど綺麗ですね!


やはり某ゲームの影響からか、ずいぶん熱心に見ている女性が数名いましたね(笑)









国宝 太刀 助真作 13世紀






↑沃懸地葵紋蒔絵合口(太刀(助真作)の拵え) 19世紀


鎌倉時代から備前地方に一大勢力を築いた鍛治集団が福岡一文字派です。

助真は一文字派を代表する刀工で、日光東照宮に納められている太刀も国宝に指定されています。


一文字派は茎(なかご)に一の字を打つことが多く、自分たちの作品の絶対的な自信を持っていたんだなと思いますね。







↑大笹穂槍 下坂孫次郎作 1611(慶長16)年




今回紹介した作品は12月6日まで展示されています。





こんばんは


所蔵品紹介その129になります。







↑足利義輝像(模本) 19世紀模写(原本は16世紀)


「剣豪将軍」の異名で知られる室町幕府13代将軍ですが、個人的には一番室町将軍の中で好きですね。

やはりなんといっても最期がカッコよすぎる(創作なのかは別として)。

戦国大名たちを利用して、将軍家の再興をしようとするその野心は激動の乱世には必要不可欠ですね。








↑重要美術品 金小札紅糸中白威腹巻 16世紀 


かつて豊臣秀頼が着用していたと伝わるものですが、秀頼って一説には巨漢だったとか。

だとするとこれ着れたんでしょうかね(笑)





↑紫裾濃威銅丸具足 19世紀









↑鶴亀蒔絵鞍鐙 19世紀


上で紹介した具足と鞍鐙は、どちらも19世紀と江戸時代になってから造られたものです。

江戸時代は戦のない太平の世であったため、このような武具は一切使用されてはいないのですが、やはり当時の武士たちの憧れもあったでしょう、このような品々が数多く造られています。

ただし、ご覧のように装飾等で飾られているため、あくまでも観賞用として造られていますが。




その130に続きます!


今回紹介した作品は12月6日まで展示されています。