東京国立博物館の所蔵品 その87 | 浮世な世界

浮世な世界

歴史好きの男子学生が史跡やお城をまったりと紹介するブログです!

※ブログ内の写真や文章の著作権はすべて管理者に属しています。
 もし写真(公私問わず)を使用したい方はブログにメッセージをお願いいたします。


こんばんは


所蔵品紹介その88です。







↑重要文化財 虚空蔵菩薩像 13世紀


現世と来世の利益を授ける虚空蔵菩薩を描いた仏画です。

色調は暗いですが、赤や青の原色が色濃く残っているため13世紀の作といわれています。

また、下の山岳は三重県の朝熊山を描いており、熊野信仰との深い関係がわかりますね。









↑重要文化財 八字文殊曼荼羅 13世紀 個人蔵









↑重要文化財 般若菩薩像 13世紀


般若菩薩は、すべてに通じた仏の智慧の働きを人格化したとされる密教独特の菩薩で、曼荼羅図などに描かれることはありますが、このような単体像でなおかつ彩色が施されているのは、この作品が唯一の作例だそうです。

作風から醍醐寺周辺で作成されたものとされています。









↑普賢延命像 武田信廉筆 16世紀


武田信廉武田信玄の弟で、信玄の影武者を務めていたことでも有名な人物です。

武田二十四将の一人として、数々の戦いで功績を上げましたが、武田家滅亡の際に織田軍に殺害されてしまいます。

武将としてだけでなく絵師としての腕も一流で、父・武田信虎の肖像画などが残されています。









↑愛染明王像 14世紀











↑重要文化財 十二天図(珍海本) 月天 13世紀









↑重要文化財 十二天図(珍海本) 毘沙門天 13世紀



その88に続きます。


今回紹介した作品は8月2日まで展示されています。