皆様,こんにちは。

りんでんピアノ教室のブログにお越しいただきまして,どうも有難うございます音譜


本日は,個人的な内容で大変恐縮ではございますが…,音楽以外で,
私が好きなことにつきまして,その一部を少しご紹介させていただきたいと思いますメモ



クリップその1.語学(英語・フランス語・ドイツ語・韓国語)

小学生の頃から毎週、英語の個人レッスンに通っており、その勉強が好きで、
英語の映画・本・ニュースなどにも関心をもち、時間があれば、
自主的に触れようとしていた気が致します。

また、中学・高校時には、世界史や比較文化など、
異文化を知るということに興味・面白さを感じている子供でした。


パリに留学するきっかけをつくってくださった、私が尊敬してやまないピアニストが、
「日本の音大生は(演奏技術は優れているのに)『語学』、この力が足りない。
音楽をやる上で、語学力は不可欠なのです。
文学のみならず、表現にも大いに関係してくるのですから。例えば、ドビュッシーを勉強するには、
どうしても印象派の絵画を観て、精緻な筆書き、色合い、人々を感動させるものを実感しなければ
弾けないし、人を納得させる演奏はできないのです。」
とおっしゃったことがありました。

実際、ヨーロッパに住んでみまして、言語にはそれぞれ、特有のアクセントや抑揚・響きなどがあり、
そこで生まれ育った作曲家の作品形成に大いにかかわる要素があることを実感し…バッハ、
モーツァルト、ベートーヴェンを弾くのであればドイツ語を、フランスものはフランス語を…という様に、
東洋人として、西洋の音楽を本当に深いレベルで理解し、表現しようと思った時、見て見ぬふりは
できない大切なものを“語学”に見出した気が致します。


世界で最も美しい言語とされておりますフランス語と出会うご縁に恵まれ、
フランス語圏で過ごせた時間は、幸せだったなぁ…と感じております。



日本画家の平山郁夫氏がその著書に「文化交流のために、海外に出ていく場合、その国の文化や
宗教や歴史への深い理解に基づいた、リアリズムが必要です。人間性に対してです。」と書いて
いらっしゃるのですが、その文を拝読したとき、(大変僭越ながら、
自分が常々考えておりましたことと、どこか重なる様な部分がある気がし)とても感銘を受けました。

私にとりまして、異国の語学は聴覚的にも、視覚的にも“芸術”のひとつであり、
それ自体が“文化”でもあり、更にはそれを用いて、その国で生まれた“誰かの心”だったり、
その国の音楽・詩・文学・絵画・建築などの“芸術・文化”、"精神性”をより深く理解し、
愛したいがために学ぶもの…という感じでございます。


ドイツ語・韓国語は、ともに、途中ブランクはありつつも、割と長いお付き合いでして…英語以外の
3か国語の勉強に関しましては、それをする動機が、前述の様に、心底惚れ込んでいる、
その言葉を母国語とする“誰か”、その国の“こころ”、或はそれが宿っている“何か”に起因しており、
それらへの想いは、私にとりましては、非常に特別なものですので、生涯、上記4か国語を愉しく、
学びつづけたいと思っておりますアップ



クリップその2.東西の詩:

歌曲伴奏の機会や、“ある詩によってインスピレーションを得て作曲された”ピアノ曲などに
取り組むときに、古くは知識人たちに愛され、今も人々の心をとらえ続けている西洋の古典詩に触れ、
それがあたかも、文字を超えて、そこに香りがし、情景が目の前に立ち昇り、
風を感じられる様で…そのたった数行の言葉からから成る芸術に、(原語で、
少しでも理解し詠める様になったことによりますます強く)格別の想いを抱いております。

また、ヨーロッパで暮らしてみましたことで、日本やアジアがもっている“良さ”というものにつきまして、
再考・再認識させられ…東洋の美・佇まい、言葉やかたちあるものに宿る精神性などを以前よりずっと、
尊く、深く感じられ、眼と心が開かれた気が致します。

日本をはじめとしまして、中国・韓国・チベットなど東洋の詩にも惹かれております、今日この頃です。

(そして、その様に、東西の“詩”に魅せられながら、一方で、言葉にならない想いを表現し、
言葉を必要とせずに心に直接訴えかけることのできる“音楽”という芸術につきましても、感動を
 新たにさせられるのでした…。)



クリップその3.読書:

心の栄養補給のひとつですアップ

専門の音楽関係の本のほかに、芸術家(画家・建築家・ダンサーなど)の自叙伝、また、
いわゆる“賢人の書”や生き方、心の持ち方、文化知識人の思想などについて書かれた本を
読むのが好きですニコニコ

(私の場合、"物語"は、読みましても、話の経緯・内容・構成よりかは、魅力的な「心」を感じさせる或る言葉や、
美しい情景描写など、断片断片が、より印象的に読後感として、残る様な気が致します…。)

留学中は、日本(語)の読みたい本をすぐ読むことが難しい環境でしたので、現地では現地でしか
味わえない“よきもの”をできるだけ、享受しようと心掛けつつ、ネットを利用し、「次、日本に帰ったら、
これとあれと、これも…DASH!」などとリストにし、いつも日本に一時帰国しますと、日本語活字中毒(笑)の様に、
ここぞというばかりに、日本語の本を読み漁っておりましたあせる



クリップその4.美術・陶磁器・建築鑑賞:

古今東西問わず、好きですドキドキ




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りんでんピアノ教室講師 亜紀