皆様、こんにちは。
りんでんピアノ教室のブログにお越しいただきまして、どうも有難うございます。
本日は、私事で大変恥ずかしながら…紆余曲折ございました自分のこれまでの音楽との歩みを
振り返る意味でも、「自分史その1」としまして、まず、私の日本の母校「桐朋」とのご縁から
大学入学までの歩みにつきまして、少し、徒然と書かせていただこうと思います…。
小学生の高学年から、地元の桐朋の音楽教室に通っておりまして、ピアノのほかに、毎週土曜日、
合唱とソルフェージュの授業を受けておりました。
先生方は皆、桐朋ご出身で、あたたかく和やかな雰囲気の中、非常に丁寧にわかりやすく、
また、確実に力がついていく様に系統的な教え方で、熱心に指導してくださいました。
…その様な中で5年ほど過ごし、高校からの桐朋進学あるいは留学を迷いながらも、
結局、高校は地元で一般の勉強をつづけつつ、音楽を…という選択をしましたが、
その頃すでに、(大学からは音楽を専門的に学びたい…)という気持ちは、はっきりしていた気が
致します。
音教では、音高・音大受験生のために、桐朋の大学から、実技や音楽理論・音楽学・作曲などの教授に
お越しいただく、不定期の「特別レッスン」というものがございまして、ご自分のそれぞれの専門分野の
芸術に対して真摯に、どこまでも尽きることがない探求心、情熱や誇りをもって、とことん研究を
重ねていらっしゃることについて、熱く語り、一生懸命講義してくださるお姿を拝見し、すべてが新鮮で、
発見や驚きに満ちた内容はもちろん、先生方のお人柄にも、とても魅力を感じました。
また、音教在籍時から、月に数回、ピアノの個人レッスンを受講させていただいていた先生方が、
桐朋で教鞭をとっていらっしゃって、大学にてそのご指導のもと、是非勉強させていただきたいと
思った先生に、恐る恐るご相談申し上げましたところ、幸いなことに、合格した際には門下として
みていただけるということになりました。
更に、先程触れました様に、“桐朋に行けば毎日の様に、個性的ですてきな先生方から、
音楽理論・音楽史について等々、あんな興味深い講義を受けることができるのか…”と想像しますと、
わくわく、どきどきし、また桐朋が、割と自由で個性を重んじるのびのびとした校風と聞き、
自分に合っているかもしれないと思い、桐朋の大学進学を決めました。
音教の受験準備期間からはじまり、桐朋の大学在学中も、いつもその様に音楽的にとても恵まれた
刺激の多い環境に身を置かせていただき、“演奏表現”の研鑽というものが、テクニックなどの課題に
とどまらず…曲の構成・スタイル・調性、その作曲家のこと・歴史背景・時代思想・他芸術との関わり等々…
多角的に捉えるというアプローチの仕方、多様な観点をもつことの重要性について、貴重な“気づき”を
絶えず、与えていただきました。
その分析や調べものをすることの動機は、たった一回限りの演奏の機会に、
その場に集ってくださる方とその音楽のすばらしさを共有するため、妥協せずに、
少しでもより深く理解し、誠実に自分にでき得る最善の努力を重ね、
たとえ一歩であってもその音楽に近づきたいという願いにあるのですが…こういった、
音楽という芸術に日々向き合い、演奏する立場にあるものの責任・心のもち様・姿勢なども学ばされ、
それは大学卒業後も遂にあきらめきれなかった留学への募る想いとなり、実際に叶えるための
大きな原動力となりました。
楽譜・音の奥に秘められたその汲みつくすことのできない「こころ」の探求は、本当に深淵ですが、
その様な“音楽”に出会えたこと、そしてまた、たくさんのすばらしい先生方とのご縁があり…先生方が、
時に厳しくも、いつもあたたかく見守り、ご心配くださり、理解しようとしてくださり、
様々な面で支えてくださったおかげで、この道を歩んでこられたことに、ただただ、
幸せと感謝を感じております。
…
長々とまとまりのない文章を最後までお読みいただきまして、
恐れ入ります。どうも有難うございます。
(また、続きを順次、書かせていただこうと思います…。)
"りんでんピアノ教室"の音楽レッスンにご興味をお持ちの方は、
下記の教室ウェブサイトをご覧下さいませ。
http://www.linden-piano.com
(携帯・iPadから)http://akiimamura.jimdo.com
体験レッスンをご希望の方、また、ご質問などがございましたら、
教室ウェブサイト内のお問合せフォームより、
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
りんでんピアノ教室講師 亜紀
りんでんピアノ教室のブログにお越しいただきまして、どうも有難うございます。
本日は、私事で大変恥ずかしながら…紆余曲折ございました自分のこれまでの音楽との歩みを
振り返る意味でも、「自分史その1」としまして、まず、私の日本の母校「桐朋」とのご縁から
大学入学までの歩みにつきまして、少し、徒然と書かせていただこうと思います…。
小学生の高学年から、地元の桐朋の音楽教室に通っておりまして、ピアノのほかに、毎週土曜日、
合唱とソルフェージュの授業を受けておりました。
先生方は皆、桐朋ご出身で、あたたかく和やかな雰囲気の中、非常に丁寧にわかりやすく、
また、確実に力がついていく様に系統的な教え方で、熱心に指導してくださいました。
…その様な中で5年ほど過ごし、高校からの桐朋進学あるいは留学を迷いながらも、
結局、高校は地元で一般の勉強をつづけつつ、音楽を…という選択をしましたが、
その頃すでに、(大学からは音楽を専門的に学びたい…)という気持ちは、はっきりしていた気が
致します。
音教では、音高・音大受験生のために、桐朋の大学から、実技や音楽理論・音楽学・作曲などの教授に
お越しいただく、不定期の「特別レッスン」というものがございまして、ご自分のそれぞれの専門分野の
芸術に対して真摯に、どこまでも尽きることがない探求心、情熱や誇りをもって、とことん研究を
重ねていらっしゃることについて、熱く語り、一生懸命講義してくださるお姿を拝見し、すべてが新鮮で、
発見や驚きに満ちた内容はもちろん、先生方のお人柄にも、とても魅力を感じました。
また、音教在籍時から、月に数回、ピアノの個人レッスンを受講させていただいていた先生方が、
桐朋で教鞭をとっていらっしゃって、大学にてそのご指導のもと、是非勉強させていただきたいと
思った先生に、恐る恐るご相談申し上げましたところ、幸いなことに、合格した際には門下として
みていただけるということになりました。
更に、先程触れました様に、“桐朋に行けば毎日の様に、個性的ですてきな先生方から、
音楽理論・音楽史について等々、あんな興味深い講義を受けることができるのか…”と想像しますと、
わくわく、どきどきし、また桐朋が、割と自由で個性を重んじるのびのびとした校風と聞き、
自分に合っているかもしれないと思い、桐朋の大学進学を決めました。
音教の受験準備期間からはじまり、桐朋の大学在学中も、いつもその様に音楽的にとても恵まれた
刺激の多い環境に身を置かせていただき、“演奏表現”の研鑽というものが、テクニックなどの課題に
とどまらず…曲の構成・スタイル・調性、その作曲家のこと・歴史背景・時代思想・他芸術との関わり等々…
多角的に捉えるというアプローチの仕方、多様な観点をもつことの重要性について、貴重な“気づき”を
絶えず、与えていただきました。
その分析や調べものをすることの動機は、たった一回限りの演奏の機会に、
その場に集ってくださる方とその音楽のすばらしさを共有するため、妥協せずに、
少しでもより深く理解し、誠実に自分にでき得る最善の努力を重ね、
たとえ一歩であってもその音楽に近づきたいという願いにあるのですが…こういった、
音楽という芸術に日々向き合い、演奏する立場にあるものの責任・心のもち様・姿勢なども学ばされ、
それは大学卒業後も遂にあきらめきれなかった留学への募る想いとなり、実際に叶えるための
大きな原動力となりました。
楽譜・音の奥に秘められたその汲みつくすことのできない「こころ」の探求は、本当に深淵ですが、
その様な“音楽”に出会えたこと、そしてまた、たくさんのすばらしい先生方とのご縁があり…先生方が、
時に厳しくも、いつもあたたかく見守り、ご心配くださり、理解しようとしてくださり、
様々な面で支えてくださったおかげで、この道を歩んでこられたことに、ただただ、
幸せと感謝を感じております。
…
長々とまとまりのない文章を最後までお読みいただきまして、
恐れ入ります。どうも有難うございます。
(また、続きを順次、書かせていただこうと思います…。)
"りんでんピアノ教室"の音楽レッスンにご興味をお持ちの方は、
下記の教室ウェブサイトをご覧下さいませ。
http://www.linden-piano.com
(携帯・iPadから)http://akiimamura.jimdo.com
体験レッスンをご希望の方、また、ご質問などがございましたら、
教室ウェブサイト内のお問合せフォームより、
どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
りんでんピアノ教室講師 亜紀