障害予防教室

今月2日と9日に当院では『ひざ痛予防教室』を2回にわたって開催しました。
この教室では今ある痛みを治す、いわゆる治療的なものを行うのではなく、
将来的に起こるかもしれない痛みをどう予防するか、そしてその痛みはなぜ起こるのかについて解説させていただきました。

なんでそんなことが必要か?と思われる人もいるかもしれません。
これには様々な理由があります。

まず日本は皆さんもご存知のように医療先進国です。さらに他の先進国と比べると、安く医療を受けられるのもあって長寿の国として有名ですチョキ

ここまでは良く聞こえますよね。しかし現代医療の大きな問題は寿命の伸びに対して健康寿命が延びていないという点です。つまり長く生きられるけど元気に活きていないということになります注意

そこで国が進めているのは将来起こるかもしれない障害や病気を未然に予防して、お年寄りになっても元気な人を増やそうというものです。
そのためには運動や仕事ができない理由となる生活習慣病や関節の痛みや骨折を防ぐ必要があります。
この目標のもと、多くの自治体や診療所・病院で予防を目的とした取り組みが開催されています。

今後も当院でもこのような予防を目標にした取り組みを実施していきます。

何歳になっても好きなことを好きなようにやれるそんな身体を目指していきたいものですねグッ


理学療法士 佐々木雄大