立夏の候、善住坊にこそ共感せらるる 我が「黄金の日日」 <好天に恵まれし春仕事> | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

立夏の候、善住坊にこそ共感せらるる 我が「黄金の日日」 <好天に恵まれし春仕事>

 

「農業は 人生を賭ける 価値がある」

 

 

ここニセコ地方は

観測史上二番目に早い

桜の開花を迎えて

その後

ありがたい晴天が続いております。

 

仕事が捗って助かります。

 

お元気でしたか?

北海道 小柴ふあーむ より

「立夏」 のご挨拶を申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

晴天が続くと

写真、撮らさりますね。

 

朝、日の出

いいですねぇ!

 

昼、順光・逆光

食指が進みますねぇ!

 

夕、日の入

頬張りますねぇ!

 

朝から晩まで

お腹いっぱいの

自然のアトリエに身を置いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

立夏

 

もともと北海道では

この頃にようやく花が開く

という気候だったのですが

 

地球の揺らぎが

かっての気候を二週間ほど

早めている昨今

 

立夏前に春の花が

開いてしまいます。

 

 

 

 

 

 

温暖化?

 

そんな軽い言葉じゃなくて

もっと大きな天体の揺らぎ

のような気がします。

 

数十年、数百年

いや数億年単位で

地軸も軌道も揺らいでいますから。

 

有史以降の記録を見ても

100年単位の周期で

温暖期と寒冷期が反復してます。

 

今はその変化に

二酸化炭素や他の元素濃度が

副次的に関わってると見た方が

冷静なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

我が家の唐変木・・・

もとい、標準木も

4月29日に開花を確認し

三日後の5月2日

満開に至りました。

 

そして、5月5日

すでに葉桜

 

蝦夷山桜の花持ちは

染井吉野に比べる可くもなく

一週間で瞬く間に

通り過ぎて行きます。

 

ただし北海道は

桜のリレー開花も楽しめて

蝦夷山桜〜蝦夷八重桜〜千島桜

と入れ替わりながら

二週間ほど濃淡豊かな桃色を

堪能できる

 

それもまた

地域独自の趣であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方にお届けする

夏メロン!

 

こども達の人生?が

外界でスタートいたしました!

 

早速の寒暖差に

身を縮めて順応してましたが

自分の手足で生きることに

ようやく目覚めたようで

葉の色も厚みも増して

厳しい時期を抜け出たようです。

 

そうだ、そのまま

水と栄養と太陽を

自分の手足で探し摑んで行ってくれ!

がんばれ!

と声掛けする朝夕です。

 

そろそろ

ひと差しの水をやってみようかな?

喜ぶだろうな

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方にお届けする

朝獲りアスパラ!

 

この好天を利用して

一気呵成に手入れを敢行

みごとに仕上がりました。

 

去年の枯れガラを焼いて

畝を消毒して

堆肥を撒いて

土とよく混ぜて

草避けで地表をコーティング

 

アスパラの優勢環境を整えて

6月末までの収穫期間に

備えました。

 

準備万端です。

 

 

 

 

 

 

 

昨年のアスパラ手入れ

上手くいったと思います。

 

なにより

今年の枯れガラ

その量の多さに

ビックリです。

 

地面から剥がすと

私たちの膝丈を越えんとするほど

もっさりと膨らんできて

 

この量は過去随一ではないかと

思っております。

 

仕事は大変なのですが

うれしい悲鳴であります。

何ぞか況んや、であります。

 

 

 

 

 

 

 

 

アスパラの萌芽は

前年の貯蔵栄養と相関があり

枯れガラが多いと

それだけ

前年生産した栄養が

多いということで

 

その全てが根に貯蔵されていれば

今年の萌芽は力強い!

と言えるのですが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし不安材料が

今冬のネズミの活発な越冬でして

アスパラの根が甘くて美味しいゆえ

株元に棲みついて

根を食い荒らしてる現象が

散見されてます。

 

その頻度

大勢に影響なければ良いのですが

如何せん

あんな盛大な食べられ方は

見たことがありません。

 

一抹の不安を覚えます。

 

 

 

 

 

 

 

朝夕の太陽

 

光彩のダイナミックレンジ

最大限の色の移り変わり

 

その様を観ていると

自然と連想されるイメージが

私にはあるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大河ドラマ「黄金の日日」

 

そしてその

オープニング

 

当時未だ市川染五郎だった

松本白鸚さん

 

当時の松本幸四郎おやじと

泣かせるシチュエーションでの

親子共演とか

 

そもそもが

かなりゴージャスな布陣で

ザ・大河!

の迫力に満ちていた一作です。

 

憶えていらっしゃいますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

市川染五郎(現・松本白鸚)

高橋幸治

栗原小巻

緒方拳

根津甚八

川谷拓三

 

津川雅彦

丹波哲郎

鶴田浩二

近藤正臣

児玉清

 

宇野重吉

花沢徳衛

北村和夫

志村喬

 

これだけでも

映画何本撮れるのよ?!

 

という力まかせの

重厚な布陣

 

戦艦大和で埋め尽くした

連合艦隊みたいな

NHKの威厳ここにあり!

みたいな時代を象徴した

一作でありました。

 

 

 

 

 

 

 

大人になってから思いますに

「黄金の日日」のテーマは

単調なものではなく

 

各人各様

それぞれの道程において

それぞれが果敢に挑む

その有様の物語

 

なのかなと

思っております。

 

有象 唯物 快楽

それだけに目を奪わがちな

成上りの道程でありますが

じつはその道程こそが

「黄金」の価値を持つ。

 

結実せずとも

己が道を進むその過程が

「黄金の日日」なんじゃないの?

 

と、城山三郎さんと市川森一さんは

高度成長の終焉と共に

問いかけていたのかな

そう思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

いま

我が畑には

黄金が満ち溢れております。

 

私たちだけにしか分からない

奥深い黄金でありますが

これまでの道程を振り返り

いまの御贔屓様のお付き合いを思うに

 

これぞ

黄金の日日と言わずんば

これ如何に!

 

と真摯な気持ちに至る

昨今であります。

 

 

 

 

 

 

 

私は果たして

秀吉なのか?

信長なのか?

家康なのか?

 

助左なのか?

善住坊か?

五右衛門か?

 

宗易や利休に挑む

若造達のいずれかか?

 

はたまた

はたまた

はたまた・・・

 

 

 

 

 

 

 

仕上がった畑を眺めるたびに

その道程が脳裏をよぎり

眼前に浮かび上がる経験を

代表と共にいつも味わいます。

 

よくぞ、ここまで

いや、まだまだ

 

そんな会話が

「黄金の日日」そのもの

なのかもしれませんよね。

 

こういう場を提供くださった

地域の諸先輩や

取引関係者

そしてお客様各位に

心より御礼を申し上げる次第です。

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

さて

畑は立夏を迎え

こども達はいよいよ

成長の最盛期へと向かいます。

 

畑作りも未だ道半ば

もう二踏ん張りが求められます。

 

体のメンテをしながら

代表ともども

皆様の御期待に応えむと

取り組んでまいります。

 

変わらぬ御贔屓のほど

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

それでは

また小満の頃にお会いしましょう!

 

どうぞお元気で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道 小柴ふあーむ

 

代表 和美
その夫 孝志

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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