小暑の候、安全は客観的事実に基づいて <蒸気噴出事故のご説明> | 「農業は 人生を賭ける 価値がある」

小暑の候、安全は客観的事実に基づいて <蒸気噴出事故のご説明>

 

「農業は 人生を賭ける 価値がある」

 

年間の暦時計は

ついに13時を回りました。

 

小暑の候

梅雨明け間近の様子が伺えて

それとともに梅雨前線も北上し始め

北海道はしばらく

ぐずついた天気が

続いております。

 

お元気でしたか?

Mrs.&Mr. 小柴は

今日も元気に働いております。

 

 

 

 

 

 

 

今回のご挨拶は

当町湯里地区にて発生の

地熱試掘井の蒸気噴出事故について

北海道 小柴ふあーむ への影響と

当ふあーむの見解・姿勢について

お伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

 

去る6月28日

事故発生直後から

我がふあーむの用水について

改めて入念な調査を行いました。

 

合わせて

地域隣接生産者の状況と

他用水の変化状況

 

そして役場担当部署と

発生現場との関連性や

水系の確認も行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その結果

予てから理解の通り

 

北海道 小柴ふあーむ の農業用水は

ニトヌプリおよびチセヌプリの火山活動による

溶岩台地の末端から自噴している

自然湧水池からの導水と確認されております。

 

と同時に

上記のことを踏まえて

我がふあーむが利用してる用水は

当初より取水制限の対象外として

認識されております。

 

当然のこととして

我がふあーむ取水口

および貯水池において

目視での変化はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

当該地区の地形は

ニセコ連峰の中央脊嶺が

東西に横たわっており

西の日本海から 東の羊蹄山へ向けて

新しい火山活動を繰り返しながら

200万年かけて形成されてきました。

 

今回の事故現場は

東側に位置する

ニトヌプリやチセヌプリの

溶岩ドームや噴丘の懐にある

噴火口域で発生しています。

 

また

報道で伝えられている

「農業用水への影響」で取材されてる地域は

噴火口域から南東方向にあり

農業用水の取水は

事故現場近くの

ニセコ湯本地域になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道 小柴ふあーむ は

噴火口域から南方へ

二段で重層的に広がる

巨大な溶岩流台地の

溶岩崖の麓にあり

 

地質的には

尻別川河川との境目になります。

 

 

 

 

 

 

 

今回注目されている

農業用水の取水ですが

二層の溶岩流台地の

上層末端にあり

 

上層溶岩と下層溶岩の

境界を浸透してきた

山系の融雪を主とした湧水と

考えられてます。

 

湧水池から以降は

直線距離で約3kmを

人工の用水路を辿り

我がふあーむ近傍まで導かれており

途中で他水系との合流は

ありません。

 

あくまで

本湧水と水路範囲の水系と

確認されました。

 

 

 

 

 

 

 

従いまして

我がふあーむの農業用水に関しては

水系として独立しており

また他水系とも絶縁されてることから

今回の事故の影響は

無いものと結論しております。

 

農業用水を使って栽培される

小柴ふあーむのメロンについては

安全を確保されておりますので

どうぞご安心ください。

 

 

 

 

 

 

 

なお、科学的に

上記結論を裏付けるために

ただいま水質検査も併せて

実施中です。

 

検査結果が得られましたら

ブログ、ホームページにて

公開いたしますので

そちらもご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

技術的な事故とはいえ

農業や環境

地域全体への

根拠なき風評が

広がっております。

 

安全と安心

 

北海道 小柴ふあーむ として

客観的・具体的な安全確認に努め

お客様の安心につながる様

行動して参ります。

 

御理解のほど

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

今年の

「樹上完熟 夏メロン!」

 

間もなく仕上がります。

 

いくつかの技術改良を加えて

さらなる品質の向上と安定を

仕込んでおります。

 

お客様におかれましては

今年もご安心のうえ

御贔屓賜れます様

宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

用水については

農業者は自分で選べるものでなく

今回の調査結果も

ある意味、幸運という領域のもの

と受け止めております。

 

この状況に驕ることなく

今後も真摯に地域や自然と向き合い

誠心誠意の謙虚さで

生産活動に努めて参ること

ここにお約束いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、拙論ながら

今回の事故と

我がふあーむとの関係につきまして

ご説明申し上げました。

 

どちら様も

猛暑の盛夏にむけて

どうぞご自愛くださいませ。

 

ではまた

大暑の候にお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

北海道 小柴ふあーむ

 

代表 和美
その夫 孝志

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイスブック 「小柴 孝志」

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<北海道 小柴ふあーむ 公式ホームページ>

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