生まれてすぐに『へその緒』を切ってはダメ！？

こんにちは。

横浜鎌倉のお産トラブル予防トレーナー英子こと川崎英治です。

※２０１６年２月１４日より女装セラピスト『英子』として活動しています。

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出産をして我が子との感動の対面の後、楽しみなのがへその緒をハサミで切るセレモニー。

これを楽しみにしているパパさんは多いと思います。

テープカットのセレモニーのようでとてもドキドキする瞬間。

ハサミでへその緒を切る事でお産が無事終了という感じもあります。

ですが、実はそのへその緒って切らない方が良いのだそうです。

欧米では【ロータスバース】と言ってへその緒を切らずにそのまま胎盤ごと大事にするお産が広まっています。

ご存知の通り、赤ちゃんがお腹の中にいる際、胎盤がママの身体と繋がっていてそこから栄養がへその緒を通り赤ちゃんへ送られます。

ママさんの身体から離れた胎盤自体にも栄養が残っていて『プラセンタ』と言う名前で人や動物の胎盤が美と健康の為に医薬品や化粧品・健康食品に利用されています。

この豊富な栄養が生まれた後も胎盤から赤ちゃんへと送られているのだそうです。

それをそれを知らずして生まれた直後にへその緒にわざわざクリップをして栄養が送られるのを遮断してハサミで切ってしまうのは本来赤ちゃんが得られる栄養を取り上げてしまう事になってしまうんです。

栄養どころかまだ血液も送られている最中だと言うのに即座にクリップをしてジョキジョキ切ってしまうお産施設もあるようです。

しっかりと最後まで胎盤から血液と栄養を身体に摂り入れた赤ちゃんは産後の鉄分不足にもなりにくく健康面でも優れているそうです。

２年前にはその事が記事にもなりました。

出産後3分間へその緒をつけたままにしておくと、赤ちゃんが健康になると判明：研究結果

その後実際に英国国立医療技術評価機構（NICE）がガイドラインを発行したかどうかはわかりませんが(^_^;)

生まれた直後にへその緒をハサミで切る行為。

切る側はお産の際の楽しみのひとつではありますが、切られる側の当の本人はそうでは無いようです。

胎内記憶を話してくれた子が言うには、

「突然ハサミで切られて痛かった。」

なんて事を言っていたそうです。

へその緒も自分の身体の一部なんですね～驚きです。

なのでへその緒を切ると泣きだす赤ちゃんもいるのだとか。

そして逆にへその緒を切らずに胎盤ごと大事に残してあげると赤ちゃんは胎盤と繋がっている間とても穏やかなのだとか。

しょうがなく切る場合も、突然ではなく一声かけてから切ってあげると違ったとその子は言っていたそうです。

へその緒を切る際は赤ちゃんに一声かけてあげて下さいね。

へその緒は３日～７日前後で乾燥してポロっと取れます。

ですのでハサミで切らずともそうやって胎盤から栄養が送られ終わると自然と赤ちゃんから外れるように出来ています。

ホント人間の身体はなんに関しても上手く出来てるんですよね。

余計な手出しはなるべくしないで身体さんに任しておけばいいのです。

下手に消毒されていないハサミでへその緒を切ってしまった方が感染の危険性がありますから要注意です。

ただ、出て来た胎盤をそのままにしておくと臭いも気になるのでお塩やハーブを振ってケアしてあげるのが良いようです。

そして胎盤自体は通気性のある生地でくるんであげるのだとか。

へその緒が外れるまでの間はちょっと邪魔に感じるかも知れませんが大事な栄養源なのでガマンしましょうね。

【ロータスバース】、我が子の為になるので知ったらやりたくなりますよね。

可能であればぜひお試し下さいね。

胎盤を残す事が難しくても最低でも『３分間』はへその緒を切らないであげて下さいね。

たったこれだけの事なのに栄養面で随分と変わるようです。

助産師さん産科の先生にはぜひ知っておいていて欲しいな～。

欧米で人気、へその緒を切らない出産「ロータスバース」とは

ただ、『ロータスバース』だとへその緒をハサミで切る、胎盤を食べてみると言う事ができないのでその点は我慢して下さいね(#^^#)