《永安梦》気になってた事! | 越若のひとりごと

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古典芸能「義太夫節」の太夫です。愛犬と日々思ったことの記録です。芸もあれば、ぼんやりノホホンゆるい内容です。

ずっと気になっていたのはお衣裳。

何時の時代に当てはめてるんだろうって思ってた。

衣冠も、えっと思った。妾の化粧も、唐代?

 

微博で、徐正溪の胸元の丸首の内着がTシャツに見えると、言われてて…。

私も、あまり見かけないし、見えないわけではない。

で調べてみた。

 

汉之广矣汉服汉文化官微様、ありがとうございます。写真もお借りしました。

 

こちらの微博に秦汉与魏晋南北朝篇(秦・漢・魏晋南北朝)

これですね。魏晋あたりですかね。

 

 

なんと、电视剧永安梦公式微博に、多云预告様が衣装について投稿してくださいました。ありがとうございます。

 

この胸当のようなお衣裳、甲冑ではないし、何だろうと思ってました。辞書を引くと…。

裲裆  (胸と背にあてて着るところからいう) 即位の際の武官の礼服や舞楽の装束に用いる、打掛(うちかけ)のこと。

そう言えば、舞楽のお衣裳にあった!!

 

 

 

 
(体験学習教材から拝借しました)
 

 

そしてこの被り物、冠?

広巾幘 初唐・盛唐時代の冠ですな。

漢字の意味だと広幅の幘(髪をまとめる布)なんだけどね。

そして陛下の前での被り物。

これも正式な官服なんでしょうね。

漆沙笼帽  魏晋南北朝時代らしい。黒漆糸でできているらしい。通称は笼冠だそうな。最初漢王朝で作られたらしい。

女子より男子の衣装のみまとめてみた。

杜撰だけど、取り敢えず気持ちが落ち着いた。

暇が有ったら、また調べてみよう!