レイトンミステリー探偵社48話感想です。

前回の続きで、トランプの謎を解いた7富豪とノアが部屋に閉じ込められ絶体絶命の大ピンチに  !部屋に隠されていた4桁の数字の謎を解くことができれば仕掛けを解除できるのではないかと予測し、リドリー市長が匿名の通報で城に駆けつけたアスポワロ警部たちに4桁の数字のヒントを探してもらいます。アスポワロ警部たちが見つけたヒントは
『空と大地がひっくり返ろうとお前たちの罪の刻印は消えずむしろ明確になるだろう。その日付は何?』
また7人の富豪にしかわからないヒント…このゲームの主催者アリアドネは、10年前に起きた出来事にこだわっているかがわかりますね。
答えは9月7日なので『0907』の番号を入力すれして、部屋のロックを解除。なんとか難を逃れました。
リドリー市長を中心に7人の富豪は落ち着いて対処してナゾを解きましたが、ノア君が同じくらい落ち着いていたのがなんとも奇妙です…いつもなら慌てているはずなのに…
アリアドネが匿名でアスポワロ警部たちを呼んだのは、7人の富豪たちに10年前の出来事を警察の前で話させるつもりのようですね。
しかし、カトリーちゃんが待ったをかけます。
カトリーちゃんにはアリアドネの正体がわかったのです。
アリアドネの正体はノア・モントール。
 
ノア・モントールは偽名で本名は『ユリアス・アーレンダレム』。アーレンダレムの孫だったのです。
ここで冷静な声でノア君の正体を言うカトリーちゃんと悲しげな表情でノア君を見つめるシャーロが印象的でした。いつも一緒にいたノア君がこのゲームの主催者だったなんてショックですよね。

アーレンダレムの財宝を手に入れたのが7富豪であり、そこにジェラルディンさんが現れてカトリーちゃんと同じようなノリで解説を始めます。
シリアスな場面なのにジェラルディンさんのノリに笑いました🤣
さすがカトリーちゃんの親友笑

10年前、7人の富豪は山の調査に訪れ、所在していたダイヤを奪い取っていたそうです。

ノア君あたらめユリアスは7人の富豪を脅して謎をかけて自白させ彼らを逮捕させようと考えていたようです。
祖父のアーレンダレム氏は事業に失敗して破産し、母親とユリアスは貧しい生活を強いられたため、
復讐を決意したユリアスはこのゲームを主催したのでした。
ユリアスは、ずっと復讐を考えていたわけではないと思います。
43話のVRゲーム回でガルフレッツアー夫人の屋敷で何か見つけた描写があったので、ダイヤに関する記事でも見つけて過去の事を思い出していて復讐に駆られてしまったのでしょう。

アスポワロ警部はユリアスと7人の富豪を連行しようとしますが、カトリーちゃんは7人の富豪がダイヤを得た理由の裏側にアーレンダレム氏が関わっていることを説明します。
死期を悟ったアーレンダレム氏はダイヤを遺産にするより町の発展のために7人の富豪たちに譲ろうと考えました。
結果的に7人の富豪はそのダイヤをもとに得意の分野で活躍していき街の発展に大きく貢献しました。
ユリアスの母親もまた全ての真相を知っていましたが、復讐に燃える息子の意思を否定せずに復讐の心が生きる糧にすることを見抜いていたようです。
ユリアスは、今回のゲーム主催をしても7人の富豪たちに傷つけることはありませんでしたし、本当にゲームの進行するのだったら謎を解いてしまうカトリーちゃんを招待するようなマネはしなかったと思います。
なんだかんだで、ユリアス…ノア君の優しい心は変わっていなかったのには安心しました。
7人の富豪たちもアーレンダレム氏の恩を返そうと孫のユリアスを探していたようでわだかまりなく終わってよかったです。

事件後、レイトン探偵社を去ろうとしたユリアスですが、カトリーちゃんとシャーロは何事もなく『ノア君』として接して、ユリアスが再びレイトン探偵社に戻る場面は視聴していてウルっときましたえーん
朝の放送のアニメで良いもの観れました…!


原作のゲームとは少し内容が違いましたが、アニメの方がノア君の心情が深く描かれていて、だいぶノア君に感情移入できて良かったです!

次回はついにレリクスの謎のエピソードでどうなるか楽しみです。