厄除祈願のご案内 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

厄除祈願のご案内

 

当社でも、災難を除けるための祈願と共に、人生の節目をしっかりと刻んでいただくことで、より良い一年をお過ごしいただけるようにご祈願申し上げます。

 

祈願料 7,000円

○お一人、一家族ずつでご祈願申し上げます。

○ご予約をお願い申し上げます。

 (社務所 0798-31-0009)

 

厄除け・厄払いを行う時期は、一般的には1月1日から2月3日の節分までに行う方が多いです。 これは立春(2月4日)が旧暦の新年にあたるため、その前に済ませておこうという考えです。節目を刻むことが大切ですので、この期間に限らずお受けいただいて結構です。

 

厄年の年齢は、人の一生の中でも、体力的、家庭環境的、或は対社会的にそれぞれ転機を迎へる頃で、災厄が起こりやすい時期とされてきました。

その年に当たっては、神様の御加護により災厄から身を護るため、神社に参詣をして、災厄を祓う「厄祓い」がおこなわれます。

 

厄年の年齢は「数え年」で数え、地域によって多少異なるところもありますが、男性が25歳・42歳・61歳、女性が19歳・33歳・37歳・61歳などを言い、この年齢の前後を前厄・後厄と称します。

 

この中でも男性の42歳と女性の33歳を大厄として、特に意識されることが多いようです。数へ年では、新年を迎える正月に、新たに年齢を一つ重ねますので、この年齢が変わったときに厄祓いをおこなうことが多いようですが、これに関係なく誕生日など良き日柄を選び、参詣をする場合もあります。

 

本来、厄年は長寿を祝ふ還暦(61歳)や古稀(70歳)などの年祝ひと同じく、晴れの年齢と考えられていました。厄年を迎えることは、地域社会において一定の地位となることを意味し、宮座への加入や神輿担ぎなど、神事に多く関わるようになり、このため心身を清浄に保ち、言動を慎む物忌に服する必要があったわけです。

厄年の「厄」は、神様にお仕えする神役の「役」であるといわれるのも、こうした理由によるものです。

 

現在では、災難が多く生じる面が強調され、その禁忌の感覚が強くなりましたが、七五三や成人式、年祝ひなどとともに、人生における通過儀礼として、大切に考えられていることには変わりありません。

 

若竹が節目をつくりながら大きく伸びていくように、人生の節目を大切にすることで、まっすぐで幸せな人生を歩んでいただきたく存じます。