『夏越大祓』のご案内
６月３０日 １９時～
※この度ご案内させていただきます「夏越の大祓」は、本来なら盛大且つ厳粛に執り行うべきではありますが、感染予防の観点から神事への参列をお控えいただき、対策の中で可能な範囲で執り行わせていただきますのでご容赦下さい。以下、お読みくださいますようお願い申し上げます。
大祓とは、毎年６・１２月の末日に行われます神事です。日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに身についた罪・穢れをお祓いし清い身体に立ち返り、大難を小難に小難を無難にとご祈願すると共に、無病息災や家内安全を祈願するものです。
夏越大祓は６月に斎行します大祓神事で、半年の罪穢れをお祓いすると共に、夏を無事に越せるようにという意味があります。
当社では、「人形(ひとがた)」をもちまして、罪・穢れなどを祓い清めて頂きます。人形に自分の名前・年齢を記して体を撫でて息を吹きかけることによって身代りとします。人形に罪穢れをお移しして神事の中で祓い清め、その人形は神事斎了後に川に流し罪穢れを流し去ります。これは大祓詞にもある罪穢れの祓い方と、その罪穢れがどのように祓い去られていくのかが記されたままの姿で古来より執り行われています。
本年は感染症対策のため、当日の神事への参列はお控えいただき、本年は特別に６月１５日から７月１０日までの間で茅の輪を設置致しますので、その期間内にご参拝いただきおくぐり下さい。（６月１５日７時からの月次祭の際に、清祓神事を斎行後）
ご参列いただく場合は、マスクを着用し、参列者間の距離をとっていただきます。尚、神事の中で皆様と行う切麻神事・茅の輪くぐりは簡略化して執り行い、本殿祭を神職のみで斎行致しますのでご了承下さい。
本年も人形によるお祓いは行わせていただきますが、不要な接触を避けていただくために、氏子地域内への配布は控えさせていただきましたので、お受けになられたい方は神社までご連絡いただければ郵送させていただきます。
また、お祓いを受けていただく人形も、出来れば郵送、もしくはご足労いただきますが直接神社へお持ちいただければ幸甚です。例年通り、多くの店舗様が人形の受け取りに協力いただけますが、協力店様にお届けいただく際には、感染予防をお願い申し上げます。
人形お祓い料として千円程度いただいております。撤下として夏越は「茅の輪守」を授与致します。６月３０日に間に合わない場合でも、お持ち頂きましたら夏祭の神事の際にお祓いさせて頂きます。