3/18 東北「椿」店 開店! | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

先日の「椿まつりのご案内」でもご紹介させていただきましたが、今年の椿まつりでは昨年に続き、東北地方の椿グッズや椿油・茶・サラダドレッシング、そしてB級グルメを販売いただきます笑

 

岩手県の気仙地区、大船渡市・陸前高田市の市の花は椿「椿」椿なんです。東日本大震災で被災された地域でもあり、当社禰宜も数回復興のお手伝いに伺ったご縁があり、椿の自生する当社として「椿」をテーマに何かお役に立てることがないかと考え、企画させていただいております。

 

震災以降、椿の産地としても有名な三陸沿岸地域の大島・気仙沼・南三陸などでは、塩害に強い椿を避難路等に植樹する活動や、椿の森を守っていく活動、また昔から大切にしてきた椿を街の新しい産業にしたいと取り組まれている多くの方がいらっしゃいます。その方々にご協力いただき、今年は少しですが椿まつりでその椿関連商品等をご紹介させていただこうと考えております。

 

震災から7年が経ち、ニュースでも東北地域の現状を知る機会は少なくなりましたし、生活を取り戻しつつある地域もあれば、手つかずのままの地域もあり、良くも悪くも復興支援という言葉が当てはまらないようになっています。また支援という言葉が使われることを良く思わない方、またそれ以上に頑張っておられる方もたくさんいらっしゃいます。

私たちは復興支援という言葉ではなく、地域産業として発展される一助になれば、また出来れば「椿で繋がるご縁」を継続していきたいと考えました。

 

椿関連商品は全て三陸沿岸地域の会社やNPOさんから取り寄せます。売上=元気の源になるでしょう。「椿」をテーマにした“ええもん”がいっぱいありますので、是非お越し下さいますよう、お待ちしております!

 

その椿関連商品などをご紹介させていただきます!!

 

 

『気仙椿ハンドクリーム・リップクリーム・ボディークリーム』

気仙・三陸地方に原生する気仙椿から抽出した、黄金色の貴重なオイルを配合。 気仙椿の椿油はオレイン酸を85%以上含有。お肌の自然な皮脂成分に非常に近いため浸透しやすく、酸化・変質しにくい最上級のオイルです。また、殺菌や炎症を鎮める作用があることから、三陸地方では、昔からやけどや床ずれの薬としても使われてきました。

 

地域の活性化につながる活動として、また売り上げの一部は気仙地域の椿の森づくりのための寄付金とされています。

 

 

『椿茶』

「気仙椿」と呼ばれるやぶ椿が咲き、地域の人々に愛されてきました。この椿から一枚一枚丁寧に採取した葉を乾燥させ、岩手県北部の九戸村が、日本一の生産量を誇る甘茶とブレンド。甘茶の葉は丁寧に揉捻、発酵、乾燥して、上品な甘みを引き出したもの。二つの純国産素材を用いた、白砂糖不使用、カフェインレスの椿茶は、飲んだあとに自然な甘みが広がる体にやさしいお茶です。

製造元さんは、被災地に椿を植える『レッドカーペット・プロジェクト』を行われています。

 

 

『島のやぶ椿ブローチとストラップ』

「島の人達を元気にする」「島の女性達を元気にすることで、家族が元気になる」と立ち上げたNPO『おじゃのみ工房 子葉輝(つばき)』さんが作成された手芸商品です。津波に負けず咲いた、大島の藪椿をイメージし着物の布で制作されています。

 

 

『陸前高田 未来の一本松 タオルハンカチ』

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東日本大震災津波ですべて失ってしまわれたファッション ロペ ㈱東京屋さん。大好きな陸前高田のため、お客様からの待ち望む声に背中を押され、震災翌年の2月14日陸前高田未来商店街にて営業を再開され、「陸前高田未來商店街」にて営業されています。

 

 

『椿油ドレッシング』

気仙沼の㈲中沢屋商店(唐桑椿油本舗)が長い時間をかけて開発された「三陸産わかめ専用椿油ドレッシング」です!!この他にも椿油、またB級グルメの仕入れを快くお受けいただき、多大なご協力をいただいております。

 

番外編

『布サンダル』

O.B.Nさんは震災で職を無くした主婦3人が古布を使って布ぞうりを作り始め、震災での大きな傷跡を乗り越え、互いに支え合い、自立していく為、新たに新品のコットンニットを使用し「布さんだる」と商品名を決め、製作を続けておられます。当社の神職が個人的のどうしても欲しいということで、昨年から販売いただくことになりました苦笑

 

 

この他にも椿関連商品を取り寄せておりますので、是非お越し下さい!!