電話「厄除グッズありますか??」→「・・・」 | 越木岩神社ブログ

越木岩神社ブログ

兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

昨日、非通知でこんな電話がありました。

 

相手:「近くに住んでいるものなんですが、厄除のグッズとかあるんですか??」

 

当方:「・・・」(汗)   

 

当方:「厄除グッズですか。。。」

 

相手:「知人が門戸厄神もいいけど、越木岩神社がパワーがあって凄く良いと聞いたんですが、お参りしたいので何かあるのかな~と。」

 

当方:「厄除のご祈願をさせていただいておりますし、厄除の御札やお守りを授与しております。」

 

神社ではよくある会話なのですが、グッズとは・・・苦笑

最近は、数珠・ブレスレットや開運グッズなどが社寺ではないところでも販売されていますので、だんだんと神聖なものというよりは一つの開運アイテムと思われる方も増えてきたのかもしれません。(神社側としても反省しないといけないことでしょう。)

 

 

折角ですので、ここで少し社寺で受ける授与品についてご紹介させていただきますsao☆

(自論もありますので、ご参考適度にペコ

 

全体として

先ずは御神札・御守などは、厄年やそうでない方も、その一年が無事に過ごせるようにと願って受けられると思います。

ですので、お祀りする区切りとしては一年毎、厄年が始まる・明ける時として、神社から新しい御神札を受けることにより、御神霊の力をいただき、その年も家内が無事であるようにと祈念してお祀りします。

一年・区切りが過ぎると、無事に過ごせたことを感謝し、神社にお礼参りをして納めましょう。

 

『厄除祈願御神符・神札』

祈願を受けたり神社で受けることの出来る、特に厄除祈願の願意を込めた紙や木の御神札です。

お祀りの仕方ですが、神棚があれば神棚に、無ければ一般的には神棚と同様に南向きか東向きに、家中で清浄な場所を選んでお祀りします。

『御守』

人は神さまの力が宿ったものを身近に置くことで、災害や危険から身を守ることができると信じてきました。 これがいつしか御守 へと変わり、さまざまな御守が授与されるようになりました。失礼になったり粗末に扱うおそれがある場合は御神札と一緒にご自宅でお祀りいただいた方が宜しいかと存じますが、普段から身に付けられたり持ち歩いていただいて結構です。

御守をお持ちになられているから大丈夫と思われるのではなく、いつも神威・神様を感じるため、何かあった時に神様に感謝したり願ったりすることを思い出すために御守があると考えて下さい。そうすると願いが叶うための意識や落ち着き、災い・事故を避けるような行動へと繋がり、結果神様の見守りのうちに願いが叶うことになるのです。

 

よく質問で、“他の社寺の御守もあるのですがいっぱい持って大丈夫ですか?”と聞かれます・・・

 

上の考え方だと多く持って大丈夫なことはお分かりいただけるでしょう。しかし、あまりにも多く持たれると、どの神様・仏様にどんなお願い事をしたのかを忘れてしまうと御守の意味がないので、持ち過ぎにも注意ということが分かっていただけるのではないでしょうか苦笑

 

 

『破魔矢』

破魔矢はその名の通り、魔を破り、災厄を祓う矢として信仰されています。元来は弓と一式になって、年占の弓射を起源とし、江戸時代以降に子供の成長の無事を祈る縁起物として贈られるようになり、神社で授けられるようになったと考えられています。

占いで使われた神聖なものですが縁起物ですので、御神札や御守のように決まりはありませんが、神棚や床の間など清浄な場所に飾っていただければ問題ありません。

 

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当社では、厄除祈願者には「厄除祈願守護神札」「厄除開運御守」「破魔矢」を授与しております。他社様でも同じような授与品をお受けになるでしょうから、今回はその三点についてご紹介させていただきましたどーもっ

 

 

当社の厄除祈願については、記事『厄除(厄祓)祈願のご案内』へ