「十日戎」も本日11日「残り福(残り戎)」で斎了致しました。
福笹は、御神札と同様に、笹の正面が南か東を向くようにし(つまり北か西に置く)、神棚や目線より高く清浄な場所に立て掛けるか、壁に貼り付けるようにしてお祀り頂きます。また玄関などでも結構ですが、出来るだけ周りを清潔に保って下さい。
竹は、竹取物語という昔話があるように、その竹のもつ清浄さや節をしっかり作りながら成長する姿、また冬でも青々とした葉をつけること、またなかなか折れることのない力強さから、生命力・繁殖力の象徴とされ、神霊が宿るとさえ信じられてきました。
そのため、色々な神事に笹が用いられ、竹取物語のような昔話も作られました。十日戎の笹にも生成発展・繁盛する意味が込められていますので、決して粗末に扱うことなく、神が宿ると考えて、また清浄なもの・大切なものとしてお祀り下さい。
さて、2017年の景気は改善するのでしょうか?
帝国データバンク調べ(全国1万110社)によると、「回復」を見込む企業は11%、「分からない」と回答した企業は約31%ですが、「悪化」や「踊り場」局面を見込む企業は減少しているようです。経団連会長は「2016年の景気の踊り場状況から2017年は階段を一歩も二歩も上がっていける」と述べられています。
少しでも景気が上向きになれば良いですね。頑張りましょう!
2017年も、皆さんにたくさんの福が訪れるように、改めて御祈念申し上げます。