「それ神道と云は、人々日用の間にありて、一事として神道にあらずと云事なし」の一節があります。
神の道は特殊な道ではなく、毎日の行いが、神の御心に叶っているかどうかを反省し精進する以外にない、ということです。
この一節の前には、「玉串を持ち、神語を唱えたり、祭庭などの儀式は神道の一事で重要なものだけど、こればかりを神道と思うのは天を管の穴から覗くようなもので・・・」という前文があります。
神様に感謝し、また神の道に外れた行いをしていないか反省し、また神の道にしたがって生活・精進する誓いを立てるのが、日々のお参りではないかと思います。
「正直の頭に神やどる」という言葉もありますが、2月も日々の営みを省みて神様に正直に生きていきたいものですね。