(沖縄)慰霊の日 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

沖縄は23日、20万人余りが犠牲となった沖縄戦から70年目の慰霊の日を迎え、戦没者の追悼式典が行われました。



安倍首相も参列をされ、「世界平和の確立に向け、不断の努力を行う」と表明されたようですね。


基地問題についても、「今後も引き続き、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります」と述べられました。



一方、沖縄の翁長知事は、戦後70年たっても変わらない沖縄の基地負担の重さに触れて、「普天間飛行場の辺野古移設については、昨年の選挙で反対の民意が示されており、辺野古に新基地を建設することは困難であります」と述べられたようです。



戦後70年というのは、長いのでしょうか、それとも短いのでしょうか。


戦争被害者と呼ばれる方々にとっては、まだまだ戦後として忘れることは出来ないものでしょう。しかし、この2・30年前に生まれた若者にとっては実感がなく、遠い昔の話になってしまっているのではないでしょうか。


沖縄戦を経験された方々や、未だに影響を受ける方々にとっては戦後は終わっていないのだと思います。震災の際に風化という言葉がよく使われましたが、今後戦争経験者が高齢化する、10年・20年後の問題としては戦争も風化させないことが課題になってくるのでしょう。


遺骨収集はどうするのか、誰が戦争の悲惨さを語り継ぐのか、誰のための補償になるのか・・・


70年の節目を皆さんはどのように捉えるのでしょうか?