神社で開運(13)~正しい参拝方法は?と聞かれ…~ | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

今日、参拝者から正しい参拝の方法を聞かれることがありました。



正しい参拝・・・神社によってはこうしなさい!という参拝方法がある神社もあると思いますが、参拝者によってそれぞれでいいのではないかと個人的には思っています。そういうと、また問題になるかもしれませんが、その理由は以下のように考えております。



正しい参拝の方法・仕方としては、先ず鳥居をくぐり(その際に一礼する)、参道の中央を外し左右どちらかを通って手水舎へ・・・・



と神社に入る時からお帰りになるまで解説をすればいいのですが、逆に全ての方がそのように参拝出来ている訳でもありませんし、そうしないと神様に感謝の気持ちや願いは伝わらないという訳でもないと思います。

心構えやお参りの仕方は、以前にもブログで書きましたので、ご覧ください。

http://ameblo.jp/koshikiiwa-negi/themeentrylist-10066626961.html



あくまでも個人的な考えですが、神様に失礼ではない参拝の方法・仕方を考えて参拝頂ければ問題はないと思います。

もともと神道・神社の作法というものは、そのようなことを考えて決められたものです。神様にご奉仕させて頂く際に、また祈願する際に神様に失礼ではないようにと考えられたものが参拝作法、祭式(お祭りにご作法)です。



茶道や華道・柔道・剣道、日本には「〇〇道」と「道」の付くものが多いですが、それらには作法というものがあるのはみなさんもご存知ですね?

美しく・美味しく・強く・・・その道を究めるための方法や身のこなし・態度等を作法として決められています。また相手に失礼のないように、また無駄を省いたりと相手のことも考えられたものでもあります。



神様に感謝を伝えお願いするためには、先ず慎んで行動し、また心身を清める。


またお賽銭をどれぐらい入れればいいですか~と聞かれる方もいらっしゃいますが、金額に定めはありませんが心を込めてお供えする気持ちが大切であり、、お賽銭を叩き付けるように賽銭箱に投げ入れるよりは、心を込めて丁寧に入れる方が相手に対して失礼がないと思いませんか??



また、必ず拝殿に参拝しなければいけないということも、もしかしたらそうでもないかもしれません。というのも、私は今回この縁をどうしても叶えて欲しいと思っていて、末社に祀られている神様が縁結びの神様であれば、その神様は専門職ですので、専門職の神様だけにお願いに行くのは間違っているとは言えないからです。



極端な例を最後に挙げてしまいましたが、神様に失礼・無礼がなければ、神様はその方の思いを受け取って頂けるはずだと思います。


几帳面とか神経質とかその方の性格にもよるのでしょうが、神様は人よりは遥かに思いを理解してもらえるはずですので、あまり気にされずにお参り頂ければ良いと思います。