春祭・祈年祭 斎行 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

本日、当社では春祭・祈念祭を斎行致しましたらぶ②

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祈年祭は、全国的には毎年2月に行われ、一年の五穀豊穣などを祈るお祭りです。11月の新嘗祭と対になるとされます。



明治の改暦前は旧暦24日に行われ、改暦後は217日に行われる地域が多いですが、時期は統一されておらず、北国には3月・4月の春祭りと併せて行う神社もあります。

当社は毎年3月4日に春祭として斎行しております。



本来は民衆が行う田の神への予祝祭です。もともとは律令国家祭祀として成立し、形骸化した時代もありますが、平安時代中頃になると、天照大御神を主に祀る祭祀と認識され、鎌倉時代初頭からは、祈年祭は伊勢神宮関係の祭祀とされました。明治時代になると、改めて国家祭祀と位置づけられ、宮中および全国の官国幣社、あるいは民社でも、「大祭」として祈年祭が行われました。



経緯からも分かるように、神社にとって大変大切な祭祀であり、また国民の幸せ、五穀豊穣=国民の生活が豊かになることを祈願したお祭りです。個人の願いではなく、地域の発展を願う祈りは神社にとって大切な役目です。参列者は少ないのは残念ではありますが、神社が続けなくてはならない大切な祈りです。



何とか天気ももって、神様も見守って頂いたようですキラキラ☆



この見守りが地域の方々の上にもありますようにお祈り致しますらぶ②