神社の旅16〜生田神社〜 | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

先日、兵庫県神青年会の理事会がありまして、生田神社へ行ってまいりました。

県の理事会はほとんどが生田神社会館をお借りして会議をさせて頂いておりますが、ふと神社の旅では近すぎて書いていないな~と思い、今日は書かせていただこうと思いますぺこり


生田神社は、兵庫県神戸市中央区下山手通一丁目に鎮座します。阪急三宮駅のすぐ北側(山側)にある神社で、JR・阪神の駅からも近く、神戸の繁華街の中心地にあります。

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御祭神は、稚日女尊(わかひるめのみこと)で、「稚く瑞々しい日の女神」を意味し、天照大神の幼名とも妹とも和魂(にぎみたま)であるとも言われています。



生田神社HPによると、201年に神功皇后の三韓外征の帰途、神戸港で船が進まなくなった為神占を行ったところ、稚日女尊が現れ「吾は活田長峡国に居らむと海上五十狭茅に命じて生田の地に祭らしめ。(=私は“いくた”の“ながさの国”に居りたいのです。“うなかみのいそさち”に命じて生田の土地に祀らせて欲しい)。」との神託があったと日本書紀に記されているとのことで、大変歴史ある神社ですドコモ絵文字


芸能人が結婚式を挙げたことから、全国的に縁結びの神様として最近は知られているようです(´∀`o)




いつもお参りさせて頂くと、不思議と本殿・拝殿には神様の気配を感じないような気がしていました。(*個人的な思いです)

少し時間がありましたので、境内を散策していると拝殿の背後にsei「生田の森」seiがあります。都会の中では貴重な森です。小さな森ですが年輪を重ねているであろう大きな木が数本立っていて、ここに神様がいらっしゃるのかな~とも思いましたが、でもまだ腑に落ちません。


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少し調べてみると、HPには記載されていませんでしたが、創建時は、現在の新神戸駅の奥にある布引山(砂山(いさごやま))に祀られていたそうです。現在の地でお祀りされているのは、799年(延暦18年)49日の大洪水により砂山の麓が崩れ、山全体が崩壊するおそれがあったため、村人の刀祢七太夫が祠から御神体を持ち帰り、その8日後に現在の鎮座地にある生田の森に移転したようです。旧社殿地には、今も鳥居が立っているとのことで、私も西宮市で生まれ育ち、同業ではありますが初めて知りました苦笑。。。お恥ずかしい汗


なるほどドコモ絵文字多分、未だに神様は布引山に鎮まっておられ、生田の森にお越しになられている、若しくはその力を与えておられるのではないかと思いました。神職がこのような考えを持つのは良くない事でしょうが、そのように感じました苦笑

もちろん、生田神社の本殿・拝殿前でお祈りをされると、しっかりと祈りは届きます。生田神社を否定しているのではなく、神様はいらっしゃいますので誤解されませんようにペコ