「参院議院運営委員会は8日午前の理事会で、秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した山本太郎参院議員の処分を協議し、山崎正昭参院議長が山本氏に厳重注意した上で、皇室行事への参加を今後認めないことを決めた。」というニュースがありました
山本氏が１０月３１日に開かれた秋の園遊会で、陛下にご挨拶する際に手紙を手渡したことについて、与野党から「非常識だ」
との批判が相次ぎ、参院議運委理事会は１１月１日から対応を協議していたものです。
結論は「皇室行事への出席禁止」ということですが、皇室行事への参加不許可に関しては、宮内庁の依頼を基に参院事務局が作成する招待名簿に山本氏の氏名を掲載しないようにするらしいです。園遊会のほか、新年祝賀の儀や天皇誕生日の宴会の儀などが対象で、原則として山本氏の６年間の任期中、処分は続くそうです。
山本氏については、虚偽発言や左翼（中核派）との関係等、様々な報道がされています。しかしマスコミが取り上げては、何も解決しないままいつの間にか忘れ去られたように消えていきます。マスコミも左翼等と言われますが、まるで山本氏の露出度を上げることが目的で、問題は解決しないままという感じがして、本当に不思議な気もします
何よりも残念なのが、、、
参議院は大日本帝国憲法下での貴族院を受け継いだような一院です。貴族院は、皇族議員、華族議員、勅任議員（帝国学士院会員議員、多額納税者議員など）によって構成されたていました。今の参議院も良識の府等と言われるように、社会・身分・金銭的にも良識・学識・見識等がある方が議員を務められるのが本来なはずです。任期６年の間は解散もありません。そのような参議院の議員である方が非常識な行動を重ねることは、人気があり票は取っていても本当に残念なことです。
私たち神主も参拝者の方々から見ると、同じように神主になる資格があるから、神様にお仕えしてるんだと思われているのだと思いますが、山本氏の姿を省みて自分を律していきたいと思います