お白石持行事、ご奉仕へ | 越木岩神社ブログ

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兵庫県西宮市にある「越木岩神社」の日々をブログでお伝えします。

7月29日、「第62回神宮式年遷宮 お白石持行事」にご奉仕させて頂きました!!


兵庫県神社庁西宮市芦屋市支部として170名の奉献団を結成して、一路伊勢へと向かいましたバスふぅ


「お白石持行事」は、


20年に1度、社殿などを一新してご神体を遷す伊勢の神宮の式年遷宮において、市内の宮川流域で集めた白い石を内宮、外宮に運び、新正殿の敷地に敷き詰める行事です。お白石持行事に合わせて、完成間近な内宮・外宮の新正殿が最初で最後に公開される貴重な機会でもあります。


かつて「神領民」と呼ばれた伊勢市民ら延べ約15万7000人と、全国の崇敬者ら約7万3000人が「特別神領民」として参加し、7月28日~9月1日まで間で計22日間、繰り広げられます。





前日には、「浜参宮」といって、夫婦岩で有名な二見興玉神社でお祓いを受けます。


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そして当日、奉曳といって、敷き詰めるお白石を載せた奉曳車を、特別神領民が曳いて、その後お白石を持って、内宮・外宮の御敷地に置くという行事が始まります。



私たちは当日の第2団で、午前9時、木遣りの声が響く中を、おはらいまちの出発点をスタート!!特別神領民の奉曳コースは、おかげ横丁などのあるおはらいまちの約800メートルです。
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2本の綱を手に4列に分かれた参加者たちは、一斉に「エンヤー」「エンヤー」の掛け声と共に手を振り上げ、ゆっくりと歩き出します歩く
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この日参加したのは、全国各地の神社関係者や氏子の人たち約4000人。


奉曳車の出発から、新正殿の近くに白石を奉献するまで、伊勢市民のボランティアらが全面的にバックアップ。まちをあげて遷宮に取り組まれている姿には感動を覚えますし、ただただ感心するばかりですにこ


そんな中、私はというと広報担当兼救護兼水分補給・・・の何でも屋さんとして、皆さんの補助をさせて頂いておりました苦笑


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内宮の宇治橋前に到着し奉曳を終え、次はお白石を内宮の御垣内に置かせて頂くために、参道を進み、新しい御垣内へと進みます。


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神聖な場所に敷き詰められる白石ですから、白い布に包んで内宮の新御垣内へと向かいます。


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写真撮影はここまでですが、


小雨が降ったりと曇り空ではありましたが、新正殿はヒノキの素木が輝き、太い棟持柱や屋根の上で交差した千木などが威厳を漂わせていました。また新御垣内から臨む現正殿も普段参拝する際には見ることの出来ない角度からの眺めで、大変厳かで身の引き締まる思いでした。



ちなみに、このような感じでした。


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20年に一度の遷宮という一大行事に参加出来ていることは、大変有り難いことです。参加された皆さんも、体感して20年後にもう一度来たいと言われる方が多かったです。大変貴重な機会を頂戴し、しばらくは幸せな生活が送れるかなにこ