少し記事の間が空いてしまいましたが再開
鈴を鳴らすと、次はお賽銭をお供えします
お賽銭の意味や起源には諸説があります。現在では神社にお参りすると、お賽銭箱に金銭でお供えしますが、このように金銭を供えることが一般的となったのは、そう古いことではありません。
もともと、御神前には海の幸や山の幸
が供えられました。その中でも特に米
を白紙で巻いて包み「おひねり」としてお供えしました。
私たちは祖先の時代から豊かな自然に育まれ暮らし、秋になるとお米の稔りに感謝をして刈り入れた米を神様にお供えしました。こうした信仰にもとづき、米を「おひねり」としてお供えするようになったのです。しかし、貨幣の普及とともに米の代わりに、金銭も供えるようになりました。
そもそも米は、天照大御神がお授けになられた貴重なものとされ、人々はその大御恵を受け、豊かな生活を送ることができるよう祈ったのです。現在でも米をお供えする方もいますが、金銭をお供えすることも、この感謝の気持ちには変わりはありません。
お賽銭箱にお金を投げ入れるところをよく見かけますが、お供物を投げてお供えすることには、土地の神様に対するお供えや、祓いの意味があるともいわれています。しかし、自らの真心の表現としてお供えすることなので、箱に投げ入れる際には丁重な動作を心掛けたいものです
感謝の気持ちを神様にお伝えする手段の一つが、お賽銭なんですね
金額については、気持ちの表れですので、特に決まった額はありません。ご縁を頂戴するために5円玉をお供えするということを言われる方もいらっしゃいますが、決まりがあって神社としてそのようにお教えしている訳ではありませんので、1円でも結構ですので気持ちとしてお供え頂いて結構です。
ちなみに余談ですが
![・・・・](https://emoji.ameba.jp/img/user/le/lenanikki/12086.gif)
最近テレビの影響で、ある方がお金を「おひねり」と同じように紙に包みなさいと言われたようで、紙に包んで賽銭箱に供える方がいらっしゃいますが、それは昔は米をお供えする際に丁寧にされただけで、お金をお供えする際は出来れば紙には包まないようにお願いしたいです