DK support Narita のメンバーと川崎市へ視察に行きました。
成田から電車に揺られること2時間近く。
着いたのは、駅前の大規模再開発が進む武蔵小杉駅!
・・・ではなく、その一つ隣の元住吉駅。(東急東横線)
駅が一つ違うだけで、まちの顔も全く変わるのです。
駅前に立っているのは何のオブジェか分かりますか?
そう! ブレーメンの音楽隊です。
ここは「ブレーメン通り商店街」。
25年間ドイツのブレーメン市と交流を続け、ドイツを参考に環境配慮型で魅力ある商店街を展開しています。昨日も沢山の買い物客が訪れていました。商店街のあちこちに「ブレーメンの音楽隊」がいます。
大型商業施設が進出し、地元はシャッター街。成田を含め、そんなまちが全国のあちこちに増えつつある中、これほど元気のある商店街は珍しいのではないでしょうか。
理事長さん曰く、このまちは「よそ者」つまり新しく引っ越してきた人が多く、だから新参者や新しい挑戦に非常に寛容であるとのこと。また、元住吉は観光地でもなければ、特急が止まる駅でもない、隣の駅は再開発が進み客足が遠のく恐れもあった、だからこそ、新しくより魅力的で、お店も買い物客も商店街もみんなが得する仕組みをつくろうと、一生懸命なのです。
理事長さんの頭の中は常に新しいアイディアで一杯。商店街お抱えブラスバンドを作ったり、ポイント制を導入したり、エコバッグ利用すると寄付できる仕組みを作ったり、商店街オリジナルブランドを作ったり(これがまた可愛い♪)、と常に商店街を進化させています。
「20年後30年後も個性的で美しい景観を保つために、自分たちは活動しています。」というお話が印象的でした。