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えこねこ便り60号を発行しました。

58号でも取り上げましたが、今回も森林伐採を伴う大規模開発について書きました。

 

成田市の推計では、2045年までは人口が増えることになっています。

仮にこの推計通りになったとすると、実は生産年齢人口は減っていくのです。

つまり、社会保障費は増大することになります。これを誰が支えるのか?

 

街を拡大した結果、増えすぎたインフラの維持管理を担うのは次世代市民。

気候危機により仕事や遊び、食料まで制限されてしまうのも次世代市民。

 

無責任に街を拡大すればするほど、その負担は全て次世代に押し付けられるのです。

 

・・・ということまでは、紙面に載せられませんでしたショボーン

 

いずれ機会を見て書きたいと思っています。

 

今週から、えこねこ配りが始まります。はっきり言って、一番キツイ時期です。

 

いつも配ってくださるサポーターの皆さんにも、猛暑なので無理しないでほしいとお伝えしたところ、皆さん快く、前回と同じ範囲(もっと多い方もいた)を配ります!とお返事くれました。

 

サポーターの皆さんの優しさと熱意には、いつも励まされていますキラキラ

 

えこねこ便りを一人でも多くの方に読んでいただきたいです。

ブログをお読みの方で、少しポスティングの手伝いしても良いよ〜という方がいらっしゃいましたら、会津までご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。(スマホ090-6704-9996)

 

 

こんにちは。会津素子です。

 

昨日の午後は、ひたすら気が重い都市計画審議会に出席しました。(写真は午前中に撮影してInstagramにアップしたものです)

 

今回の議案は、大部分が山林、田畑、原野である地区45.6ha(美郷台地区と同じ面積)の土地の開発計画に関するものでした。

 

下福田地区のおよそ4割の土地が産業集積地へ改変され、40m(13階建てマンションに相当)までの建築物も可能となります。下福田地区は市街化調整区域で市街化を抑制しなければならないのに、産業集積地に造られようとしている街は、まさに市街地そのものではないでしょうか?

 

オオタカやカヤネズミ、キンラン、ウチワゴケなど希少な動植物が生息していた森は、樹木の伐採により失われてしまいました。

太古の昔から先人が住み、命をつなぎ、自然と共に生きてきた下福田地区を目先の経済収益のために一瞬にして破壊するまちづくりにはとても賛同できません。

 

成田市では下福田だけでなく、吉倉・久米野、東和田、不動ケ岡で、森林伐採を伴う都市整備計画が進められていますが、一連の開発行為から加速する恐れのある、地球温暖化、財政悪化、農地改変による食料自給率の低下、生態系破壊、ごみの増大などという大きな諸問題は、全て後の世代に押し付けられることになります。

 

このような重要な議案の審議は、歴史に残ることになると思うのですが、残念ながら活発な議論が行われているとは言い難い都市計画審議会。

 

審議会の準備をするのも出席するのも、毎回気が重いのですが、例え一人でも言うべきことは発言し、会議録に残し、重要な意思決定の場に、たった一人だけど反対する委員がいたのだと後世の市民に伝えたい、そんな気持ちで臨んでいます。

 

 

 

 

都市計画審議会の後は、速攻カザグルマへ戻り、16人分の夕食準備💨

うちに3年間通い、ほぼ毎日のように夕食を食べていた兄妹が引っ越すため、ご両親もお招きしてお別れ会を開催しました🥳

みんなで「虹」を歌ったり、謎の流行ダンスで盛り上がったりしました。中学生が司会を務めてくれて、成長ぶりを感じることもできました😊

その後は、みんなから一言ずつ兄妹へメッセージを伝えました。
私と夫は大泣きしてしまって、まともに話すことができず😭
子どもたちはいきなり大人が泣き出したのでビックリしていました😳

泣けるくらい可愛い兄妹と出会えて、私は幸せ者です🥲
ずっと成長を見ていたかったけど、残念。
Aくん、Tちゃん、またいつでも成田に遊びに来てね。待ってるよ〜♥️大好きだよ〜♥️

それにしても、昨日は審議会で緊張したり腹が立ったり失望したり、子どもの居場所では笑ったり感動したり。激動の一日でした💦

 

 

「子育てするなら明石市!」の兵庫県明石市を視察させていただきました。

 

視察先としても人気が高いため、今回のテーマは「親が離婚した子どもの養育支援」「認知症あんしんプロジェクト」に絞って視察させていただいたのですが、もうこの二つだけでも充実しすぎる内容の視察となりました。

(長文になってしまうので、ここでは子どもの養育支援に絞って報告します)

 

離婚するのは大人が決めることですが、離婚に影響される子どもに対して、明石市は「子ども最優先」で養育支援を行っています。例えば、

 

・専門家による無料の相談。1回あたり1時間とたっぷり時間をとっている。

・パンフレットを作り、子どもの気持ちに寄り添ったアドバイスを載せる。(これが読むだけで泣けてくるほどあたたかい)

・親子の面会交流の場所として、明石市立天文科学館(プラネタリウムがある)を無料で提供。

・離婚前と離婚後、それぞれに子どもの気持ちや子育てについて考える講座を開く。

・養育費が支払われない場合、明石市が立て替え、別居親へ請求する。

 など。

 

他にも戸籍を持てない子どもの24時間相談ダイヤルを設置し、戸籍を作るため裁判所への申し立て費用の補助も行っています。

 

明石市の養育支援に興味のある方は、こちらをぜひお読みください。

https://www.city.akashi.lg.jp/.../youiku.../youikushien.html

 

この冊子を読むと、まるで養育支援のマニュアルのように感じます。

皆さんの自治体でも同じ方法で取り組めば、きっと実現しますよ!というメッセージが込められています。

 

そう、明石市は決して一人勝ちして明石市の人口が増えればそれで良い、と思っているわけでないのです。

明石で実現したことを全国に広げ、日本全体を子どもに優しい社会にしていきたいと考えているのです。

 

「明石市なら安心して子どもを産み育てられる」と思う人が増えて当然だと思います。

成田市にも明石市の子育てに対する思いを参考にしてもらいたい。

今後、議会でも取り上げていきたいと思います。

 

充実した時間となりました。明石市役所の皆さま、ありがとうございました!

 

ちなみに、この写真は市役所議会棟の会議室で撮りました。

こんなに美しい景色を見ながら会議ができたら、良いアイディアがたくさん生まれそうですね!



「成田 さくらの里」で 元千葉県知事の 堂本暁子さんにお会いしました。

  堂本さんが 知事だった頃の私は、まだ政治に関心がなかったのですが、市議になって堂本さんの著書を何冊も読み、生物多様性から 男女共同参画 、そして軽度知的障害を持つ受刑者まで 幅広い分野に 目を向け 活動されている堂本さんの お人柄に魅了されていました。 
かつて千葉県にはこんな素敵な知事がいたのですね✨✨✨ 

 90代とは思えない お元気な姿を見て嬉しくなりました。お会いできて本当に良かったです😊 

 堂本さんは犬が大好きで、モロもとても可愛がってもらい喜んでいました🐺♥️ 

 堂本さんとつなげてくださった、花咲か爺さんこと 飯田 伸治 さん、ありがとうございました🌸

 

こんにちは。会津素子です。

 

今年も農薬空中散布の季節がやってきました。

 

成田市全域で散布されますが、特に下総・大栄地区を「除く」、旧成田地区ではネオニコチノイド系農薬が撒かれます(7/20〜23)。

 

神経毒性をもつネオニコ農薬は、生態系と人体への影響が不安視されており、世界では使用規制や使用禁止が広がっています。逆に日本では「規制緩和」が行われてきました。そして毎年、成田市の旧成田地区で空中散布されています。

 

ラジコンヘリコプターを使って、地上5mの高さから散布するため、地上散布と比べて、最大「500倍」の濃度で撒かれます🚁

 

これまで何度も議会で取り上げてきましたが、風に乗ってどこまで農薬が飛散するのか、成田市は把握していません。また、ネオニコによる効果の検証も行っていません。

 

空中散布のお知らせは回覧板や広報なりたで回ってきました。市のホームページでも閲覧できますが、かなり探さないと見つからないため、多くの市民が空中散布の実施日程をご存知ないことと思います。

 

(チラシはこちら)

https://www.city.narita.chiba.jp/content/000177497.pdf

 

⚠️チラシで呼びかけられている安全対策⚠️

(1) 散布した薬剤に、触れたり吸い込んだりしないで。

(2) 薬剤がかかったときは、うがいをする、洗い流す。

(3) 散布水田には、近づかないで。散布水田付近にお住まいの方は、作業中は窓を閉め、洗濯物などを外に出さない、井戸・動物のかご・自動車などにはカバーを。

(4) 薬剤の散布時間は、水田周辺の通行、駐車を避け、自動車などに薬剤がかかったときは、すぐに洗い落して。

(5) ラジオ体操・グラウンドゴルフ・ゲートボールなど、散布水田付近での実施は控えて。

(6) 散布中と直後は水田作業をしないで

(7) 散布区域に隣接した畑の野菜は、2週間程度、収穫しないで。

 

・・・こんな危険な農薬を空中散布しないで〜ガーンガーンガーン

 

ネオニコ農薬は植物や果実に浸透し、洗っても落ちないことが特徴です。土壌にも浸透し、深刻な環境汚染をもたらします。子どもだけでなく、田んぼをお散歩するワンちゃんたちにもご注意ください。

日程は天候で順延することもあるため、実施日付近はお気をつけください✏️

 

成田市は今年度、オーガニックビレッジに向けて動き出しました。これに合わせて「卒ネオニコ」してくれるのかと思いきや、議会では「引き続き植物防疫協会と協議を図ってまいります。」といういつもの答弁😓

 

今は「卒ネオニコ」する絶好のタイミングのはずなのに、なぜ変わらないのか?

オーガニックビレッジ宣言を行い、ネオニコからも卒業してくれれば、成田市の魅力アップにつながるのでは無いでしょうか。