今年5月、成田市内で起きた痛ましい事件について、6月16日に教育民生常任委員会で取り上げました。
亡くなったお子さんのご冥福を心よりお祈りしております。
二度と同じことを繰り返してはならない、という思いで質疑を行いました。
以下、私の質問と執行部の答弁の概要です。
会津:
成田市内で痛ましい事件が起きたことについて、私自身も深いショックを受けましたし、皆様も同じだと思います。二度とこのようなことが繰り返されないために、幾つか質問させていただきます。
まず、こども未来部、教育委員会、福祉部に、それぞれ今回の事件をどのように受け止めていらっしゃるのか。
こども未来部長:
将来ある子供の命が失われたことは、非常に悲しく残念であり、お亡くなりになられた児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
こども家庭センターを中心に子育て家庭からの相談への対応や必要な支援を行っている中で、このような事件が起きたことは痛惜の念を禁じ得ないものであります。関係機関との連携強化を図り、困難を抱える子育て家庭への支援に当たってまいりたい。
教育部長:
将来ある貴い子供の命が失われたことに対しまして、大変深い悲しみを覚えております。私どもも、お亡くなりになられた児童のご冥福を心よりお祈り申し上げているところでございます。
学校現場をはじめ、地域社会に与える動揺も非常に大きいと認識しておりまして、極めて重く受け止めております。これまでも子どもたち、教職員、学校に寄り添った支援を丁寧に行ってまいりましたが、今後もより一層努めてまいりたい。
福祉部長:
将来のある子供の命がこのような形で失われたことにつきまして、非常に残念に思っております。お亡くなりになられた児童のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、貴い命が失われるという、大変痛ましく悲しいことと受け止めております。
これまでも庁内関係部署や庁外の各種関係団体等と連携しながら様々な事案に対応してきたところでありますが、今後につきましても、包括的な支援体制のさらなる充実を図ってまいりたい。
会津:
私の周りでも、大きく市民が動揺しています。ほかにも、市内でもしかしたら同じように思い悩んでいる、苦しんでいる親子がいるかもしれないなとも考えられます。そういった市民に対して成田市として、メッセージを発信したとか、また緊急相談窓口を開設したとか、行政の対応を検証しているとか、何か今回の事件を受けて対応されていることは?
子育て支援課長:
こども家庭センターでは、改めて保護者との関わり方や家庭への介入方法について再確認を実施しております。また、今後捜査が進む中で、事件に至った経緯等が明らかになっていくと思いますので、関係機関との事実確認を実施したい。
教育指導課長:
まず、当該校の子供や教職員へのケアといたしまして、千葉県教育委員会に対し、スーパーバイザー及びスクールカウンセラーの派遣を要請するとともに、本市で雇用している教育相談員を追加配置し、子どもたちの不安や動揺を少しでも和らげられるよう、教職員と連携しながら一人一人の心のケアに努めてまいりました。
見守り体制といたしましては、成田市教育委員会の指導主事及び管理主事を当該校に派遣し、登下校時の子供たちの様子を確認いたしました。あわせまして、事件後の登校初日には、指導主事1名を当該校に常駐させ、子供たち及び教職員の状況を見守るとともに、急な対応が生じた場合にも適切に対応できる体制を整えました。
さらに、全ての市立小中義務教育学校に対しましては、外部機関等、専門的なサポートが必要な状況においては、関係課及び関係機関へ速やかに相談し、連携を図る体制になっておりますことから、本件を受け、改めて各学校に対し再度周知を図っている。
社会福祉課長:
福祉部といたしましては、日頃より支援を必要とされている方々に対し、庁内関係部署や庁外の各種関係団体等と連携しながら対応しております。また、今回の事件を受け、関係者間の連絡体制や、生活に困難を抱える世帯などへの支援について再確認したところであります。今後につきましても、生活に困難を抱える方々に寄り添った対応を継続してまいります。
会津:
我孫子市では虐待死事件を受けて、子ども虐待等防止対策地域協議会が臨時に開かれ、児童相談所、学校長、保育園長、小児科医、精神科医、弁護士、警察、民生委員などと共に再発防止策というのを検討しているんですね。その会議の中で様々な意見が出て我孫子市は対応されていまして、LINEの子ども・子育て相談窓口が開設されたり、こども家庭センターがオープンされました。事件の全容がまだ明らかにはなっていないけれども、それでも行政として、今回の対応を振り返って、今後何ができるのかというのを考えるような場所があると良いのでは。
子育て支援課長:
こども家庭センターでは、要保護児童の適切な保護及び要支援児童、様々な問題を抱える妊婦への適切な支援を図るため、関係機関、関係団体の実務関係者を集めた会議、要保護児童対策地域協議会を年3回実施しており、その中で、こども家庭センターが支援している、もしくは問題が解決したため支援を終了する家庭等について関係者で情報を共有し、対応に問題がないか確認しております。
また、幼稚園、保育園及び学校へ年2回訪問し、支援を必要とする子供がいないかなど確認も行っております。今後につきましても、今までの取組を継続するとともに、必要な支援が必要とする人に届くための取組についても検討してまいりたい。
会津:
私が今お話しした、様々な分野を越えてみんなで今回の件について振り返るという、そういった機会はあるんでしょうか。
子育て支援課長:
今後の捜査や裁判が進む中で、事件に至った経緯等が明らかになるものと思いますので、必要に応じて検討してまいりたい。いずれにいたしましても、関係機関との事実確認や連携の在り方、必要な支援が必要とする人に届くための取組等について、検討していきたい。
会津:
我孫子市の職員の方は、裁判を傍聴して結果を見守って、その母親の心情や真相を確認したそうなんですけれども、成田市でも今度、同様のことは行われるのでしょうか。
子育て支援課長:
裁判等、そちらのほう傍聴等を行いまして、今後の対応を検討してまいりたい。
会津:
子育て支援に力を入れている成田市、こども計画を策定して実行している成田市として、子育てに思い悩んでいる保護者に対して、少しでも安心できるようなメッセージを発信していただきたい。
「絶対に成田市はあなたたちを守ります」「何でもいいからお気軽に相談に来てください」というメッセージを発信していただけないでしょうか。
子育て支援課長:
今回の事件を受けてのメッセージではありませんが、こども家庭センターでは、虐待対応だけではなく、育児相談や養護相談など、子育て全般に関わる相談を受け付けております。もし、子育てや子供の将来に不安を感じている、困っている場合は、まずはこども家庭センターに相談してください。職員が一緒に考え、必要があれば庁内の部署や他の行政機関などにも橋渡ししますので、絶対に一人で悩みや困りごとを抱え込まないようにしてほしい。
会津:今回の事件の全容というのはまだ明らかにはなっていないんですけれども、それでも現在の成田市の対応をもう一度振り返って、私自身もそうです。議員としてこれから何ができるのかというのを考えたいんですけれども、ぜひ見直せるところは見直して、それをしっかり市民に示していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上となります。
事件の背景が明らかになるには裁判を待つしかありませんが、その前に成田市に何ができるのか、考えて行動する必要があります。
皆さまのご意見もぜひお聴かせください。
もう二度と、こんな悲しくて辛いことは起こってほしくないです。起こしてはなりません。
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