予算委員会の報告 その2。

 

今回も良い報告ですキラキラ

来年度の予算案に、こども食堂やこどもへの学習支援、プレーパークの開設や運営などに対する補助制度が入っています。

(予算案については、来週の本会議で採決が行われます。)

 

成田市では、こども政策課が中心となり、こども計画の策定が進められています。

(計画はもうすぐ完成! 原案はこちらからご覧いただけます)

 

 

この計画を策定するにあたり、大規模なアンケート調査が行われました。そして担当課職員が市内で開催されたイベントや子育て支援団体を回り、ワークショップを開催して子どもたちの意見を聴いてくださいました。

 

今回の補助制度は、子育て支援団体から多く出た要望を、成田市がカタチにしてくださったのだと思います。

 

成田市では子育て支援団体の活動が活発で、先月は様々な団体に関わるメンバーが集まり企画した「こどもどまんなかフォーラム」が大盛況でした。 子どもたちがのびのびすくすく成長する未来を目指して、成田市に要望書も提出されました。このような市民の熱い想いが成田市の背中を押したことは間違いないでしょう。

 

成田市が子育て支援団体へ寄り添う補助制度を設けてくださったことに心から感謝しておりますし、何より地域で活動されている方々の励みになると思います照れ

 

 

本日、予算委員会が終わりました。

 

疲れましたが良い勉強と経験になりました。

今年の4月から始まる2025年度の予算について審議する大切な予算委員会。

 

委員会を通して気になったことを、これから少しずつ投稿していこうと思います。

 

まず朗報キラキラ

 

今年から、成田市の水田でネオニコチノイド系農薬の空中散布は行われませんお願いお願いお願い

 

成田市では毎年、下総・大栄地区を除く地域の水田で、ネオニコが空中散布されていました。

私はネオニコ空中散布について

・ネオニコは、健康被害や環境への悪影響が懸念されており、世界では規制が進んでいる

・ネオニコは洗っても落とせない、果実や植物に浸透することが特徴。土壌にも残留する。

・空中は地上と比べて最大500倍の濃度が散布される

・風に乗ってどこまで飛散するのか分からない

・成田市の水田で、ネオニコの効果は検証されていない

・下総・大栄で使われている農薬より高額

・だから、農家さんの健康や、水田を散歩する住民やペット、野生の生き物への影響が心配

 

このような理由から、空中散布するにしても、せめてネオニコは見直してほしいと毎年議会で取り上げてきました。

会議録を確認すると、10年間、毎年取り上げていましたが、成田市からは「国が安全性を確認しているから問題ない。成田市が薬剤を選んでいるわけではなく、植物防疫協会が選んでいるので、会津議員の意見は伝えておく」という内容の答弁が繰り返されていました。

 

ところが!

昨日の予算委員会で農政課長から、「植物防疫協会の総会でネオニコの使用を止め、大栄・下総と同じ薬剤を使うことが決定された」という答弁をいただきました。

 

想定外の答弁だったので、びっくりしすぎてその後、自分で何を発言したか覚えていませんキョロキョロ

 

植物防疫協会では、総会の前に次の薬剤を農家さんに使用してもらい、アンケート調査を行った結果、「ネオニコと効果は変わらない」という答えがほとんどだったそうです。アンケート調査までしていただいたとは、もう感無量です。

 

オーガニックビレッジを推進している成田市だからこそ、大きく一歩前進してくださったのでしょうか。

関係者の皆さま、本当にありがとうございますキラキラ

 

 

 

 

昨日、一般質問を行いました。

傍聴してくださった皆様、ありがとうございましたニコニコ

 

成田市が推計する、今後人口が2万人増えるという理由には、やっぱり納得がいきません。

 

空港内従業員が4万人から7万人に増える。その従業員と家族が成田市に2万人住むから、人口は2万人増える

 

ずっとこの説明を受けてきたのですが、そもそも現在の成田空港は人手不足で、外国人材に頼りっぱなしの状態。従業員は3,600人ほどで4万人も揃えられていない。

空港会社も人手不足に頭を悩ましており、自動化・省力化を進める、と公表しています。このことから将来、従業員が7万人に増えるのは相当難しいでしょう。

 

一方で、成田市はずっと合計特殊出生率が減り続け、2023年は1.01とさらに下がり、全国・千葉県と比較しても低い状態。

 

日本全体を見ても、1年間で和歌山県の人口に匹敵する人口(日本人のみ)が減少したほど、急激な人口減少が進んでいます。

 

このような状況で、もし人口が13万人から15万人に増えるとしたら、それは外国籍市民が増えることになるのではないでしょうか。(現在、成田市では1万人を超える外国籍市民が住んでいらっしゃいます。)

成田市の人口推計は、この部分が全く配慮されていません。

 

あくまでも推計なので、間違えるのは仕方がない。

成田が活性化することを目指して、子育て支援対策や「こどもまんなか」政策を進めることには大賛成です。

 

ただ、大きな問題は、これから2万人増えるから、その受け皿が必要だ、と不動ケ岡、吉倉・久米野、東和田の森林を破壊して、新しく街を造ろうとしていること。

 

(去年のブログで使ったスライドを再利用。左の赤枠から不動ケ岡、東和田、吉倉・久米野。今は空き家の数少しだけ減ってます)

 

 

人口減少の時代、街を集約化させて、公共交通網を充実させるコンパクト➕ネットワークを国は推進しているのに、なぜ成田市は街を拡大させようとしているのでしょうか。

 

この拡大型の街づくりは、あまりにも危険です。特に未来世代の市民に大きな負担をかけることになります。

 

街づくりに使えるお金があるなら、今困っている市民に手を差し伸べて!!!

 

来週の予算委員会でも取り上げる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日から3月議会が始まりました。

私は3月4日(火)13時から一般質問を行います。

 

人口減少が進んでいる中、成田市は今後も人口が増え続けるという大胆(?)な人口推計を行いました。

 

この人口推計を基に、成田市の街づくりは行われます。

「増える人口の受け皿」のために、吉倉・久米野や不動ケ岡の森林が破壊され、新しい街が造られてしまいます。

 

本当に人口は増えるのか?

増えたとしても、それは外国籍住民なのではないか?

などの視点から質問を行います。

 

それから、

・ついに1万人を超えた外国籍住民、特に日本語ができず学校で苦労している子どもたちへの支援について。

・3月に予定されている「成田市オーガニックビレッジ宣言」をどのように行うのか。

 

についても取り上げます。

 

一般質問は、成田市役所・議会棟3階で行います。

傍聴にお越しいただけると心強いです!

 

また、オンラインで中継と録画をご覧いただけます。

 

 

 

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

今年も成田で開催します!

こどもをどまんなかに考えるフォーラム。

 

子どもたちが楽しめるブースあり、子育て中のお母さん・お父さんたちが話し合うコーナーあり、こども家庭庁参与・川崎さんのお話や、コンサート、ワークショップ等、盛りだくさんで楽しい一日になりそうです。

 

そして今年の目玉は若者会議。

子ども・若者のことを大人だけで話し合うのはおかしいですよね。

そこで当日は、若者に集まって話し合ってもらい、大人たちへ意見してもらうことになっています。

すでにやる気のある若者が集まって事前準備ミーティングが行われていますお願い

 

2月24日(月・振替休日)はもりんぴあこうづへお越しください。

成田をもっと、子どもが生き生きと育つまちにしていきましょうニコニコ