先日、戦国時代の宣教師フロイス
が描く織田信長の評価について
お話しました。
今回は、豊臣秀吉です。
秀吉も、信長同様、ボロカスに
いわれてます。
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秀吉は天正15年(1587)に
伴天連(バテレン)追放令発布し、
宣教師を日本から追放しようとした
のだから、その評価が低いどころか、
ボロカスなのはいたしかたない。
秀吉については
「優秀な武将で戦闘に熟練していたが、
気品に欠けていた」
「極度に淫蕩で、悪徳に汚れ、獣欲に
耽溺していた」
「抜け目なき策略家であった」
「彼は本心を明かさず、偽ることが
巧みで、悪知恵に長け、人を欺くことに
長じているのを自慢としていた」
など、何一つ良いことが書かれていない。
おまけに、秀吉はわざわざ遠方から
招き寄せた兄弟姉妹を惨殺した。
この秀吉の兄弟姉妹とは、母・大政所が
別の男と結ばれて誕生した子供だった。
このことを記すのは『日本史』だけで
あるが、秀吉に対する執拗なまでに
悪罵を放っているのは、悪意すら
感じるほどだ。
「もはや悪口では・・・。宣教師からボロカスに
人格を批判された戦国大名5選」
(渡邊大門)から
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いかがでしょうか?
フロイスが秀吉を痛烈に批判するのは、
秀吉の行動や性格をみてのことで
しょうが、やはり何といっても、
キリスト教を弾圧したことが大きいので
しょう。
一般的にいっても、秀吉は評価が難しい
ところです。
天下統一を成し遂げた才覚は素晴らしい
ですし、若いころは、親しい人へ
細やかな心配りをするなど、
優しい一面もあったようです。
今でも、信長と並んで人気の高い
戦国武将です。
とはいえ、残虐行為は数知れず、
晩年には、朝鮮まで出兵して、
豊臣家滅亡の要因にもなって
しまいました。
現代の常識、法律であれば、
犯罪者になってしまいます。
その一方、別の評価もされています。
バテレン追放については、宣教師たちが
日本を征服しようとしていたのを
察知したから、というのです。
また彼らが、日本人を奴隷として
海外に売買していたことも
あったようです。
朝鮮出兵についても、子供の鶴松
死去がきっかけとか、征服欲のせいだ
とかいわれてますが、よくわかって
いません。
室町幕府の衰退により長らく途絶えて
いた日明貿易を再開させ、東アジアの
交易を独占支配しようという狙いが
あったともいわれてます。
このように考えると、秀吉は日本を
守り繁栄させようとした英雄という
ことになります。
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かよなまでに、人間の評価というのは、
難しいものです。
また、人は様々な面をもっており、
真実の姿を知ることは、非常に
難しいともいえます。
一方的な情報を鵜呑みにするのではなく、
さまざまな情報を集めて、評価しなく
てはいけませんね。
ところで、あなた自身はどうですか?
小さいころ、親や他人からちょっと
言われたことがきっかけで、
自分はこういう人間だ、
と思い込んでませんか?
(ちなみにそれを、
『セルフイメージ』
といいます)
それは本当にあなたの真実の姿
なのでしょうか?
そんなことはないはずです。
どんな人も、さまざまな面をもって
います。
豊臣秀吉がいい例ですね。
自分はこんな人間だ、
という思い込みについて、今一度
考えなおしてみては、いかがで
しょうか?
実は、あなたが思っているより
はるかに素晴らしいあなたが、
心の奥深くに眠っているかも
しれません!
~~~~~~
では「セルフイメージ」を上げるには
どうしたらいいのでしょうか?
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