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「心」と「お金」の悩みを軽くするファイナンシャルプランナーの青松光晴です。
前回は、土地の相続では共有を避けるべし、という話でした。
予想以上にアクセス数が多かったので、驚いてます。関心が高いテーマということでしょうか?。
https://ameblo.jp/kosei123-04/entry-12611215508.html
なんといっても共有は自由がきかず、利用するにしても売却するにしても、あるいは維持管理するにしても、共有者全員の同意が必要です。こうした事態は、極力避けたいところです。
そうはいっても共有にせざるをえない場合もあるでしょうし、今現在、共有の土地をおもちの方も多いでしょう。
そのような場合、どうしたらいいのかについて、まとめます。
考えられる案を挙げます。
1.土地の分割(分筆)を検討する。
これができれば、とりあえずの問題は解消します。ただし簡単に分割できるケースは少ないのではないと思われます。また仮に分割できたにしても、建物が土地の上に乗っていれば、自由がききません。
2.自分の所有分を、相手に買い取ってもらう。あるいは、逆に相手の分を買い取る。
共有相手に資金的に余裕があれば、自分の分の所有権を買い取ってもらうのがベストです。これですっきり解消します。自分の資金に余裕があるのなら、逆に相手の分を買い取ってもいいですね。
3.一括して売却する。
土地を一括して売却して、持ち分に応じて売却代金を分ける方法です。ただし自分の住んでいる建物が建っていれば、建物をどうするのかという問題があります。
4.しばらく共有のままでおく
これは問題の先送りですが、上の方法がとれない場合はやむをえないですね。
※共有相手から、分割の請求をされた場合
たとえば共有土地に、自分の住んでいる家が建っている場合、共有相手から分割請求をされる場合があります。これも上の方法で解決できればいいのですが、できない場合はどうすればいいのでしょうか。なにせ自分が住んでいる家があるのですから、簡単に出ていくわけにいきません。
話し合いがつかない場合、相手から分割請求の訴訟を起こされます。裁判に負ければ、家から出ていかなくてはなりません。
実はこれは私も経験があります。
たいへんな訴訟となりましたが、私なりの経験・ノウハウを駆使して、どうにか和解にもちこみ、難を逃れることができました。ただし数年かかりましたし、その間の時間的・資金的にも多くの負担となりました。
以上、私の体験を踏まえ、解説しました。
繰り返しになりますが、くれぐれも共有には注意ください。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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