【米山】丸の内朝大学でのひと時。 | NPO法人農家のこせがれネットワーク

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農業をおもしろくする世代。

あっという間に9月に突入しましたねインターン生の米山です。

今日は脇坂さんが講師をしている

丸の内朝大学 食と農クラスの印象に残った話を書きます~


今期の朝大学は「大地を守る会」とコラボレーションで授業をしています!

この間28日の授業では、大地を守る会の生産者でもある
福島県須賀川市、36歳で親父の米農家を継ぐ橋本さん
がゲスト講師としてお話してくださいました!!


農家になった成り立ちや、親父さんから受け継いで苦労したことなど
米農家ならではの苦労話は、東京人の私にとってとても新鮮でした。
そのお話の中で、印象に残ったこと・・・・


「味のために肥料を考える」
おいしいものを作る。でも、おいしさの基準って人それぞれですよね!

橋本さんが入っている稲作研究会という所では、「おいしさの基準」があるらしいのです。キーワードはたんぱく質の量。このために肥料を考えて与えているそうです
うーん、お米作りも深いんですね。。。


「農業技術とは、自然を相手にして対応できること」
これは、私が農家さんを尊敬する理由でもあります!
何より難しく、それって職人技ですよね。

これを農業技術と言ってしまう橋本さんは、すごいな、と素直に思いました・・・



「地域で畑をどう維持していくかを考えている」
震災、原発問題があった福島県。
農業を続けられるのか、という壁に突き当たったのを
乗り越えてきたからこそ、
地域全体で効率よく生産をしていきたいと考えているように感じました。


ただ、そう上手くはいかないらしく、
土地の問題や、近隣同士の問題もあり、なかなか難しいですね・・・


生産者さんの素直な気持ちを聞けて、
お米を食べる大切さを噛みしめていこうと
改めて思えるきっかけとなりました。

こうした、農家さんの気持ちや想いを
もっと消費者に届けられれば
消費者の気持ちは変わる!!!!

と思う今日この頃でした!

米山