「隗よりはじめよ」のネットワークづくり | NPO法人農家のこせがれネットワーク

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農業をおもしろくする世代。

こんにちは。宮治です。

神奈川県の、
特に湘南地域というのは
大規模で
農業に取り組んでいる人は非常に
少ないです。

いわゆる産地ではないし、大きな農地もないので、
少量多品目で直販するというパターンの農家が多いです

若い農家は。

こだわり派が多いのかも知れません。

農業に限らず、
ライフスタイルもこだわり派が多いのが湘南地域です。

地元特有のものや自分のライフスタイルにあったものなら
少々の価
格差は気にしない、という方が
比較的多い地域かなと思います。


昨年の秋頃より、地元神奈川のことをもっと知りたい、
神奈川で元気な人と繋がることが大事だなと感じています

自分自身が神奈川でモデルケースをつくらないで
全国各地の仲間に
ネットワーク作りを呼びかけるのも
説得力に欠ける
という思いもあります。

先週は湘南西湘地域を中心に
元気な農業者や企業やNPOの方と集
まりました。

こんな集まりを最近ちょこちょこ開催しています。

今風にいえば、
農商工連携マッチングイベントみたいな感じでしょうか。

とはいえ、
形だけの農商工連携マッチングイベントにするつもりは
毛頭ありま
せん。

だから、
実際に何か新しい取り組みがうまれそうな人だけに
声をかけさせて
頂きました。

各市町に面白い取り組みをしている人がいます。

ただ、皆さんこれまであまり繋がりがなかった。
繋がっていたとしても一緒に何かやろうという感じではなかったけです。

確かにそんな人たちで集まろうという交流会もよくあります。
でも、よくある集まりだとよくある結果になってしまう。

今度一緒に何かやりましょうかね」で終わってしまう。

だから、今回はやや強引ながら無理矢理にでも繋がって
何かしらやってもら
う、という雰囲気を醸成して開催しました。

事前に、銀鏡から
みやじさんもみやじ豚の社長として参加してください。」
と言われました。

確かにその方が場の雰囲気は本気になる。

ということで、
ファシリテーター兼プレイヤーとして参加しました。

気分は翔陽の藤真です。

こうして自分も参加してみると、既に面白い活動をしている人たちだし、
新しい取り組みをしたい人たちだったので、
みやじ豚としても3つ4つは新たな取り組みをしましょうという
ッチングが生まれるわけです。

小さくてもいいのでひとつでもふたつ事例ができると、
後に続く取り組みも生まれやすいです。

すると新しい仲間も増えて、
また新しい取り組みが生まれてきます。

ネットワークというのは目に見えないものです。

もちろん、
参加者が集まるので目に見えるじゃないかと思うかも知れませんが、集まっているだけではネットワークとはいえない。

目に見える取り組みがうまれてはじめて
ネットワークなんじゃない
かと思います。


そしてネットワークには役割があります。

あ、
その話はまた別の時にしましょう。

今回は、辻堂の
ecomo さんに会場を提供して頂きました。

ecomoさんは建設会社です。

古い倉庫を100年維持する住宅というコンセプトで、
基本的に土に還る素材を活用してリノベーションして
ecomoを
つくりました。

自然食品やこだわりの日用雑貨を販売するスペースと
レストランと
ワークショップができるイベントスペースを併設しています。

辻堂駅から歩ける距離ではありませんが、
地元の方が自転車などで訪れるおしゃれスポットです。
全国から建設会社の視察も殺到しています。


ecomo 内のオーガニックレストラン「pouf(プルッフ) 
施設の紹介をする中堀社長

湘南西湘、そして神奈川県を盛り上げるネットワークが
徐々に形になってきま
した。