写真がイズマイロヴァ ヴェガ ホテルである。
左に同じような建物が、これと直角になるように建っていて、これがイズマイロヴァ デリタ。
「その後ろがイズマイロヴァ土産物市場。土産物市場へいくのはデリタの方が近かったな」とつまらないことを考える。
写真左下に建物の隙間がある。ここを抜けて少し歩くと最寄りの地下鉄駅がある。
地下鉄ならセンターまで10分ほどで行くから、確かに地下鉄で移動するならそんなに不便ではない。
私たちが泊まった部屋は17階で、写真の反対側に面している。でも似たようなものなのでこの写真で説明する。窓の外に何も無い。つまり、窓を開けて顔をだすと、直接下が見える。顔を出す前になんとなくこそばゆくなる。間違って何かを落としても地面直通。普通は鉄格子とか何とか考えないものだろうか。

バスタブである。水を抜く穴の近くの塗料が剥がれている。ホウロウが欠けているのではない。バスタブ全体を塗装してあるので、部分的に塗装が剥がれているのである。

バスとトイレのルームである。石や柱との隙間に注目。
ついでに、この扉、鍵はついているがかからない。
扉を強く締めると開けるのに苦労する。
枕元の白熱灯である。電線の接合部分がむき出しになっている。こんな所に手を入れる人はいないだろうが‥‥。
ベッドの枕元の照明器具である。ぱっと見は普通のホテルである。扇風機が面白い。当然エアコンは無い。
ホテルの暖房器具である。冬場は地域の火力発電所から送られるスチームで建物全体を暖房する。
あら探しをしているようだが、筆者の意図はそのようなものではない。
この程度だとわかっていたら、むしろこのホテルを避けようとしなかったかもしれない。
早い話がもっとひどいと思っていたのである。
一番心配だったのがセキュリティ。
10年前の話ながら、モスクワ南西部のスプートニクというホテルのレストランで食事をした時の話である。
日本人学校職員6名で食事をした。
変なのが出てきて「私はチェチェン人だ。私たちも生きていかなければならない。何もしないから一人当たり100ドル欲しい。」
早い話がゆすり。
色々粘って、交渉して、6人で100ドルに値切った。
ゆすり取られたことに変わりは無いのだが、かなり値切った。
問題が片づいて、レストランを出ようとして驚き。
厚い鉄の扉が閉まっていて、ウエイターがカギを持って来る。
閉じ込められていたのだ。
恐いのはホテルぐるみの犯罪。
あるいはホテルが犯罪を取り締まれない状況である。
因みに今回のヴェガホテルは、磁気記憶によるルームキー。
エレベーターを出たところで数部屋に向かう扉があって、ここにキーを差し込む。
さらに自分の部屋でもキーを差し込む。
キーはオートロック。
というわけで、西側のホテルより、キーを使う回数が多い。
しかも1階に降りると、エレベータのある空間の入り口にセキュリティガードがいて、部屋のキーを見せないと通してくれない。
ある職員など、私がキーを見せて通過した後、ついてきた妻にまで「あなたのカードを見せてください」と来る徹底ぶり。
ただし最終日にはカードチェック無しに通してくれた。
