8月7日21時ころ、アリョーシャが電話をくれた。
「明日は車で行きましょうね」
セルギーエフ・パサートへのガイドをお願いしておいたのである。
「地下鉄と電車で案内してください」
「オーケー、私はインターネットによって調べる」
その結果の返事である。
「電車は1時間30分かかる。費用は一人100ルーブル。向うではタクシーも必要。車はもっと安い」
で、はじめの話になる。
モスクワ郊外70キロ程度の所にある街である。
一人往復1000円程度だからそんなに高くないんだけど。
大雑把にフリーハンドで地図を書いた。
図、上の赤い丸がゼルギーエフ・パサート。黄緑の丸がムィチシシーである。ここでどう書こうか迷った。
ムィチシシーはロシア語独特の音が並んでいて、そのまま読んでもまず通じない。
どうせならミチシシと書こう書こうかとも思う。どちらにしろその音では通じない。とにかくそんな街がモスクワ北北東部にあると理解願いたい。
ここが渋滞したので、往路は赤い道。帰路はショーロホフという別の街を経由するものである。緑の曲がるところからホテルへの道がショーロホフスコエ・シャッセ。ショーロホフ街道である。
又、モスクワからセルギーエフパサートの近くを通ってさらに北北西に伸びている道がヤロスラフスコエ・シャッセ。黄金の輪と呼ばれるモスクワ郊外北東の観光コースにあるヤロスラブリという街に通じている。


道路標識である。
右折、ソフリナ、ドミトロフ、ノーギンスク。
直進ヤロスラブリ、アルハンイゲリスクとある。
ヤロスラブリだけ2段になっていてアルファベット表記がついている。残りは全てキリル文字である。
また道路標識である。
右セルギーエフパサート
左ハチコーヴァ、アブランツェヴァとなっている。後者はアルファベット表記付き。
マーモントフという、最初にモスクワでマトリョーシカを作らせたといわれている人の別荘のある観光スポットである。
セルギーエフパサートに入ろうとしている。
修道院の鐘楼や屋根が見える。

