さて
夜な夜なですが
今の気持ちを少し…
妊活して以来
桜が咲く頃になると
期待と不安と寂しさが
ざっくり混ざったような
気持ちになります
2019年、
令和前コロナ前
43歳になった4月
10年前に一度訪れた
クリニックを再診
高齢妊活スタート
病院なんてどこでもよく
体外受精すれば妊娠するよ!
くらい無知だったので
最新医療への過度な期待が
無駄に膨らんでました
検査と採卵
卵を貯めただけの1年が過ぎ
44歳になってしまった体
そろそろ移植しますか?
と言われるも
良好胚はひとつもない
踏み切れるわけもなく…
身の程知らずは承知の上
後悔したくない一心で転院
この結果には驚きます
ウハウハな気持ちで
迷うことなく移植周期へ
妊娠する気満々だったよね
夏が過ぎ
秋が過ぎ
冬になり
奇跡の良好胚達は
くっつきもせず
あっという間になくなった
早かったな
最高峰のクリニックでも
どんなに体作りしても
高価な漢方飲んでも
年齢には勝てないことを
証明できた気がした
寂しくて虚しくて
ふわっとBTSにハマり
ジミンちゃんを愛でる
こんな息子が欲しいなぁ
と勝手な妄想のおかげで
なんとか生きのびた
スタートから2年
45歳なった4月
治療再開なんて無理
病院行きたくないと
うだうだ言ってました
主人から
「待ってる卵だけは
お迎えしようよ!」
と言われ
そこでハッとなったので
恥ずかしいながら
迎えにいく気が本当になかった
足取り重めに前院へ
2ヶ月が過ぎて
ようやく
体が整ってくれたため
お迎えすることができ
胚盤胞5個移植
不安、期待、
繰り返す
フライングしたら
まさかのラインに
胸が躍るも…
判定日
まさかの低すぎるhcg
ショックだったなぁ
でもさ
誰か1人が
他の子たちの力を借りて
しがみついてくれた!
はじめてくっついてくれた!
その結果だけでも
もういいや、満足だ!
そう思って過ごしました
今後、継続することは
ないだろうし
期待して傷つきたくない
きっとダメになるなら
早く終わってくれ…と
後ろ向きな気持ちでね
そんな弱メンタルとは裏腹に
しがみついてくれた子は
10ヶ月も頑張ってくれて
この世に生まれてきてくれた
その後の一年も
見たことのない景色を
たくさん見せてくれました
そして
スタートから
4度目の4月
10kg超えた息子が
隣ですやすや眠ってます
そうそう
あなたのおかげで
我が家には
新しいポジションができたのよ
じぃじになれた義父
ばぁばになれた義母
パッパになれた夫
かあさんになれた私
それも
板についてきましたよ
試行錯誤して作った
離乳食を
ポイっとされたり
ベローって出されたり
理由もないギャン泣きに
途方に暮れたし
投げ出したくなるけど
これまでの道のりを
思えばね
なんてことはないよね
母さん
がんばるわ!
改めてね
我が家に来てくれて
本当にありがとう!
これからも
よろしくね!