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美の追求者コサックが伝えます！
つらい仕事などない・・・
「こんなきつい仕事、もう辞めたい」
「ここは、厳しくてついていけない」
「一生懸命やっているのに、結果がでなくて、つらい」……
スランプや苦しいとき、調子が出ないときは、誰にもあります。
人生では、うまくいっているほうが少なくて、うまくいっていないほうが多いものです。
野球でも打者は３割打てれば、「一流」と言われます。
１０打席中３本ヒットを打つ人、つまり、１０回中７回失敗する人が、一流なのです。
逆に言うと、１０回中３回成功すればいいのです。
もちろん、それは「７回失敗していい」ということにはならないのですが、そもそも「失敗しない」なんてことはあり得ません。
一流と呼ばれている人は、７回は失敗しながらも、３回は成功する。
その失敗した７回よりも、成功した３回のほうを覚えているのです。
覚えているというより、７回の失敗を記憶から消している。
だから、３回成功したことしか覚えていない。
常に成功するイメージが自分の中にあるから、失敗はしながらも「今度はなんとかなる」と思って、次の打席に迎えるのです。
反対に、一流になれない人、１０打席中２本しかヒットを打てない人は、失敗ばかりフォーカスしてしまうのです。
１０回中２回成功して、８回失敗しているのですから、一流との差はそんなにありません。
それでも、「あそこではこう打てばよかった」「なんであんなボールに手を出してしまったのだろう」と、いつまでも失敗を引きずっている。
打てなかったことを失敗だと思い込んでいるのです。
前の失敗のことが頭から離れずに打席に立つから、切り替えられず集中できていない。
結果として、また失敗してしまう……。
「仕事が大変」「上司が厳しい」「結果が出なくて、つらい」と思っている人は、１０打席中８回凡退しているバッターと同じです。
失敗やうまくいかないことにフォーカスしすぎているのです。
「大変な仕事」「厳しい上司」「つらい結果」にばかり目を向けて、とらわれている。
２割バッターが失敗にとらわれているのと、同じなのです。
そもそも「仕事が大変」「上司が厳しい」「結果が出なくて、つらい」ということ自体が、思い込みです。
世の中に、大変な仕事も厳しい上司もつらい結果もありません。
２割バッターがいつまでも打てないことを失敗だと思い込んでいるように、あなたが「ある」と思い込んでいるだけです。
思い込みに気づいて、ちょっと意味づけと解釈を変えれば、「大変ではない仕事」「厳しくない上司」「つらくない結果」にすることができるのです。
別に一流バッターのように失敗を記憶から消さなくてもいいですが、思い込みに気づくだけで、大変な仕事も厳しい上司もつらい結果も、あなたの目の前から消えてなくなることは確かです。
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