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やましたひでこ公認 断捨離®トレーナーの
ホッシーこと、星川テルヨです。
「目をつぶり
脳裏に浮かぶ淋しさに
気がつけば涙のすじが恨めしい」
母が14年前に書いた走り書きが、
引き出しから出てきました。
父が急逝した直後に詠んだ
短歌のようです。
母はその頃、
既に認知症でしたが、
まだ出来ることがたくさんありました。
本編に入る前にどうぞポチっとしてください。
1月10日、
母が旅立ちました。
90歳。
特別養護老人ホームのベッドで、
眠りながら迎えた最期でした。
半年前に脳梗塞を起こし、
以降、嚥下機能が急速に低下。
特養の皆さんが、
根気強く口に運んでくれましたが、
飲み込める量はごくわずか。
最後はゼリー食になりました
母の意向もあり、
点滴も含めて延命措置を
一切しないことに決めていたので、
母の身体は徐々に枯れていきました。
医師の書いた診断書の死因には
「老衰」とありました。
体内に余分な水分がなく、
体液の流出もないだろうと
いうことで、
口鼻の詰め物もしませんでした。
徐々に弱り、
身体が「終わる準備」をする。
「命を全うする」とは
どういうことかを
母は示してくれました。
私も母のように旅立ちたいと、
心の底から思いました。
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