人材育成のショールーム 支配人のつぶやき -13ページ目

人材育成のショールーム 支配人のつぶやき

(株)FeelWorksで 熱血で情に厚い社長と、それに賛同する仲間とともに今ある社会を変えるべく奮闘中。
個人的には、妻として仕事と家庭の両立に悩みながらも失敗を繰り返し、日々を過ごしています。

「お前が当たり前にしていることを、周りが出来るようにして欲しい」


私が、初めて育成担当を任されたときに

上司から言われた言葉です。


当時の私は、この言葉の意味が良くわかりませんでした。

私の何が「当たり前」なのか

そもそも「当たり前」を教えるって何???

考えれば考えるほど、わからなくなっていき

最後は、放棄(笑)

「やっていれば、わかるだろう」

それ位、本当に言われた事がわかりませんでした。


しかし、新しく入ってきた後輩に

それこそ、カルチャーショックを受ける毎日。

電話に出ても、用件すら書き留められない子。

そもそも、電話に出ることすら出来ない子。

挨拶が出来ない子。

毎日が、それこそ「信じられない!」事の連続でした。


唯一、理解できたことは

「こんなことをやりたい」

「あんなことをやりたい」

基本がまだまだなのにも関わらず、やりたいことだけ主張する

そんな後輩の気持ちでした。


私にも、そんな時代がありました。

何も出来ない、何も理解など出来ていないひよっこのくせに

「なぜ、会社は、こうなのか」

「あれは、変だからこうしたい」

今考えると、恥ずかしくてほんと先輩たちに顔向けできません・・・


だからこそ、彼らの想いが理解できました。

夢を持って、会社に入ってきたのに

与えられるものは、意味がないと思われることばかり・・・

ある日、後輩の一人が言いました。

「貴方は、何でもやりたいことを言って、それをやらせてもらえる

 私たちとは違う」


「やりたいことをやるために、今やらなくてはいけないこと」

両方の気持ちをわかる今だからこそ

彼らに、ちゃんと理解してもらえるはず。

いまこそ伝えるべきだと思い、私は必死で伝えました。


やらせてくれている人と自分を比べて何が足りないのか。

それがないことで、何が起こるのか。

まず、自分が身に着けなくてはいけないのは何なのか。


そこではじめて気がついたのです。

「そっか、だから今、当たり前にしていることを教えることが必要なんだ」


そこからは、20歳をかなり超えている子に

電話の取り方・受け答え・コピーのとり方 etc

いろいろなことを、伝えました。

時々、自分が出来ていないことも発見(笑)

自分をふりかえることも出来、いい経験になりました。


なんで、こんなこと教えなくちゃいけないんだ・・・

そう思う前に、自分ができなかったときのことを思い出す。

不思議と、穏やかになると思います。

おすすめです。


今日、家に帰ってメールを開くと、

「退職のご挨拶」


以前いた会社の後輩(男の子)が、会社を卒業するとのこと。

(退職のことを、前の会社では、「卒業」というのです)

前から、聞いていたので

びっくりはしなかったのですが、少し、寂しさを感じています。


思えば、4年前。

前職で、私がちゃんとしたミッションとして、

「育成担当」を行ったときに、入社してきた子でした。

新卒の子にありがちな「なにもわからない」毎日。

挨拶の仕方、名刺の渡し方、電話の取り方・・・

すべてを1から教える毎日。


それが、今や立派に成長し

営業として、独り立ちをしておりました。


最初の時は

「この子は、大丈夫なんだろうか?」と毎日思い悩んだものです。

でも、「育成」なんて、そんな日々が当たり前なのかもしれません。

だって、出来る子は「育成」なんてしなくてもいい。

会社に合うように、自分で独りで立てるように支えていくこと。


ある意味、子供と同じです。

そりゃ、大変なのも当たり前。

でも、その子が成長している姿を見れる喜びは

きっと、何事にも変えがたい喜びであることも間違いない。


「育成」とは、世界一幸せな仕事なのかもしれません。

放り出したらもったいないです。

ここまで、我慢して(笑)きたのに。


そういえば

後輩に、「おかーさん」といわれていた私。

その時の口癖は

「妊娠した覚えも、生んだ覚えもございません。」でした。

あー、早くそんな覚えが欲しい・・・


私たちの会社は、お昼を全員で取ります。

まぁ、仕事とか、私の勤務時間の少ない日は別ですが

ほぼ、社長と一緒に、ご飯を食べに行きます。


お昼の合言葉は

「今日はどこに食べに行きます?」


よく考えると、ほとんどの時間を一緒にすごしてます。

夜遅くなると、夜ご飯も一緒に食べに行くこともあるくらい。

(私は、家のことがあるので、参加できないのですが・・・)


お昼は、いろいろなことを話します。

おうちでの出来事、最近思ったこと、食べているものの感想・・・

そして、もちろん仕事の話も。

(これが、白熱すると即席Mtgです。結構あります。)


これからの、仕事や今後の会社のこと。

この時間を通して、仲間の考えていることを

数多く知ることが出来ています。

そして、思わぬところで、

得たことが、仕事に役立っていることも少なくありません。

ぱっと見は、「うざいなー」と思われるかもしれませんが

多くの時間一緒にいることで、得ることが多いのも確か。

意外と、ランチあなどれませんよ。