「まぁ、こんなもんでいいや。」
とか、
「所詮こんなもんだろ。」
とか、
田舎に住んでいると、都会より競争心というものが無くなる。
例えば、地元佐渡には洋食屋さんが少ないし、バーも少ない。
競合店がないから、競争にならない。
マラソンで例えるなら、３人中１位と１００人中１位。どっちが嬉しいだろうか？私は後者の方が嬉しいし、価値のある１位だと思う。
もちろん商売に勝ち負けとか無いし、順位なども無い。
「お客様に満足してもらうこと。」
これが一番だということもわかってる。
けどね。
それだけじゃ駄目なんだよね。
常に「これでいいのか？」という見直しや客観的視点から、自分や自分のお店を見つめなおさなくてはならない。
今、自分が何気なくやっていること。
それが日常になってしまうと、そのやっている意味すら理解しようとせず、日々淡々とその作業をする。それが怖い。
今までそれで大丈夫だったかもしれない。
けど、時代は常に変化し、動いている。
別に流行にのる必要はないのだけど、新しくなくてもいいのだけど、光っていなくてはならないのです。
例えるなら・・・
新しいお店ってピカピカです。
お客様を迎える気持ちも新鮮で、メニューもその時代には合ったメニューだろうし、制服なんかも新しいだろうし、お店の内装だって綺麗でしょう。
でも、これが数年後・・・お客様を迎える気持ちも薄れ、メニューは当時のまま、制服も汚れて色褪せて、お店の内装も壁紙は剥がれ、床は傷だらけ、厨房も油汚れがこびりついている・・・磨かない結果がこれです。
磨き続けないと、錆びちゃいます。
一旦錆びちゃったら、なかなかその錆びは落ちないものです。
人間も同じ。
ある、先輩の方が言ってました。
「ダイヤモンドって何で磨くか知ってる？ダイヤモンドはダイヤモンドで磨くの。」
「人も同じ。人は人でしか磨かれない。」
確かにそうだ。
だから、ボクは沢山の人に会いたい。
そして、自分を磨きたいし、磨いてあげたい。
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