バイオマスエネルギー『バイオディーゼル』の導入検討 | 佐渡の洋食屋店長のブログ

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皆さん、バイオディーゼルってご存知でしょうか?
簡単に言うと、植物油、またはその廃油などを加工し、ディーゼルエンジンに使用できるようにしたものです。

まずは、そのメリットからあげてみましょう。
※  バイオディーゼル燃料は不燃炭化水素、一酸化炭素、浮遊粒子状物質の排出を効果的に減少させます。
※  既成のディーゼル車でOK。仕様変更などの必要ありません。
※  燃費は軽油とほぼ同じです。
※  バイオディーゼル燃料は軽油とどんな割合でも混ぜることができます。軽油にほんのわずかでもバイオディーゼル燃料を加えると有毒物質の排出を大きく押さえ潤滑性を大きく向上します (バイオディーゼル燃料を1%加えると、潤滑性は65%向上)。
※  バイオディーゼル燃料の排ガスがオゾン (スモッグ)を形成する度合は、石油ディーゼル燃料 (軽油)の半分です。
※  バイオディーゼル燃料は硫黄酸化分を、ほとんど排出しません
※  排ガス中の不燃炭化水素が93%、一酸化炭素が50%、浮遊粒子状物質が30% と効果的に減少します。
※  バイオディーゼル燃料は植物系燃料であるため、地球温暖化防止協定のCo2排出増はゼロ(カーボンニュートラル)です。実際に軽油より約10%低減します。
※  バイオディーゼル100%使用であれば課税されない

では、問題点・デメリットをあげてみましょう。
※  バイオディーゼル生成時の危険性がある。
※  公道を走る場合、1リットルあたり32円程度の税金がかかる。(100%使用の場合は除く
※  生成されたバイオディーゼルの品質によっては、燃料フィルターの目詰まり金属腐食の可能性がある。
※  製造コストがBDFプラントを使用すると高くなる。(税金を含めた場合)


要するに・・・
良い点では環境に優しい、燃費向上
問題点は品質一定化、コスト(税金)

があげられます。


参考になるサイトをご紹介します。
■wiki バイオディーゼル
■wiki バイオエタノール
■FAME Bio Disel BDF 新燃料研究所
■手作りバイオディーゼルの作り方

佐渡市では保育園バスや一部業者のゴミ収集車で使用されている。
まだ一般には普及が難しいようです。

しかし!
当社では送迎用バスにバイオディーゼルを使用し、成功事例として掲げていき、旅館業・飲食業のさきがけとしてバイオディーゼル普及に貢献したいと思ってます。今年中には試験使用したいのですが、これにはいろいろなご協力が必要になります。


バイオディーゼルプロジェクト

ちょっと図に表してみました。
廃油回収業者は旅館業・飲食業より廃油を無料回収する。
その代わり一般料金よりもバイオディーゼル販売料金を安くする。
もしくは、バイオディーゼル使用にかかる手続きを代行するなど行う。

旅館業・飲食業はバイオディーゼルを廃油回収業者より購入。
自社のディーゼル車両に投入。
定期的に車両を整備業者に点検してもらい、整備してもらう。

車両整備業者は点検結果を車両保持者と廃油回収業者の双方に報告。
これにより廃油回収業者はバイオディーゼル品質向上に努める。

欲を言えば。。。佐渡市がこの事業を支援し、税金面や生産コストの低減、バイオディーゼル使用企業へのエコ車両マーク配布など行えばいいなぁと。


何はともあれ、一番最初にやった方が注目度も高いし、価値があると思うのです。
今年の夏前には実現に向けて動きたいと思ってます。

※佐渡市の廃油回収業者さんを地図上にプロットしました。
(佐渡地図情報サービスにて)
アイマーク環境株式会社
株式会社環境保全事業


その他の佐渡のエネルギー及び環境系リンク
佐渡市地域新エネルギービジョン(佐渡市)
佐渡市クリーンエネルギー活用事業(佐渡市)
佐渡市の環境(佐渡市)
佐渡市各種調査データ 水質、騒音等(佐渡市)
佐渡地域振興局 健康福祉環境部
佐渡市市民環境大学
さど千人委員会
佐渡の環境問題
野口健 環境学校
東北電力~風力発電募集~

佐渡をエコアイランドに!

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