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組織には中心となるべき人が必要だ。いわゆる、“エグゼクティブ”(幹部)と呼ばれる人物だ。
P・F・ドラッカーは、次のように述べている。「今日の組織では、自らの知識あるいは地位のゆえに組織の活動や業績に実質的に貢献をなすべき知識労働者は、すべて“エグゼクティブ”である」。そして、成果をあげることが“エグゼクティブ”の仕事であり、
自ら意思決定をしなければならず、自らの貢献に責任を負わなければならないとしている。つまり、自らをマネジメントできなければならないのである。
このように考えると、組織人である以上は誰もが“エグゼクティブ”を目指すべきではないだろうか。
では、優れた“エグゼクティブ”の要件とは何だろうか。
まず、“エグゼクティブ”である以上、次の三つの課題と向き合う必要がある。
(1)自己の帰属する「部分」だけに捉われず、つねに「全体」から物事を見る目を養う必要がある。(全体と部分のバランス)
(2)「目先」のことに捉われず、つねに「長い目」で物事を見る目を養う必要がある。
(3)現象的な問題に捉われず、物事の本質を見る目を養う必要がある。
つまり、戦略的な視点から戦術を駆使する力が求められる。
次に、“エグゼクティブ”の仕事には基本的な活動が5つ求められる。
(1) 目標を設定する。
(2) 仕事を組織する。
(3) 動機づけを行い、コミュニケーションを行う。
(4) 評価測定をする。
(5) 部下を育てる。
私たちIGグループでは、メンバー全員に“エグゼクティブ”になってもらうつもりだ。
つまり、他からの命令ではなく、自らの意思決定で仕事を行い、自らの成果に責任を
負うことができる人材、すなわち主体的人材へと成長してもらいたいと考える。
優れた“エグゼクティブ”を創出する唯一方法があるとすれば、それはドララッカー自身が経営の哲学と評している「目標管理」の徹底しかないのではなかろうか。少なくとも私は、そう信じて実行し続けている。
組織社会において、最も生産的な人材として期待されているが“エグゼクティブ”という存在だとおもう。
他人の期待以上の仕事ぶりを発揮する人は、すべて“エグゼクティブ”である。
(H23.8.22)
NN構想の会・第12回全国大会(9月8~9日)が、東京の椿山荘で開催された。
今年も、全国各地から450人前後の職業会計人はじめ多くの関係者の参加を頂戴した。
2000年(平成12年)にスタートしてあっという間の12年であったが、その間、NNの常連も大分増えて、一日目終了後の懇親会も大いに盛り上がっていたようで、何処に誰がいるのかも分からずじまい・・・・・。この場を借りて、改めて感謝申し上げたい。
今年の大会テーマは、『“マーケティング&イノベーション”~顧客にとっての価値は何か』であった。
マーケティングとは顧客からの視点を徹底することである。ドラッカー流にいうと「顧客の欲求からスタートする」ことである。そして、イノベーションとは自己を変革し、未来への責任を考え、行動することだと考える。
一日目のパネルディスカッションは、第一部で「会計業界におけるマーケティングの課題と」と称して、NBM実践研究会のメンバーに登壇してもらい、現状において抱えている課題への取り組みについて、会場とやり取りをする場面もつくりながら、語ってもらった。パネリスト一人ひとりの生々しい実践事例にまで踏み込んでもらうには、少し時間が少なかったかも・・・・・(スミマセン)。
第二部は「イノベーションと主体的価値の創造」というテーマ。ブランド戦略、海外進出、事業承継やM&Aなどのコンサルで活躍されているゲストを招いて、会計人として取り組める提案型サービス業務の可能性について所見を述べてもらった。
一部も二部もなかなか面白い視点があったので、後日紹介したいとおもう。
今年の基調講演は、自然と人間の関係を明らかにする「環境考古学」という新分野を確立された安田喜憲教授を招いての「“日本が東日本大震災立ち上がるために”~文明の原理を問う」。
経済効率ばかりを追求し続けてきた物質エネルギー文明は、21世紀に入って完全に行き詰っている。原発事故は、命軽視の市場原理主義がもたらした人災である。「人心乱れる時、天は怒る」、「それは歴史の必然だ」との持論を語る。
「日本企業は世界でも最も長寿。それは創業者の家訓があるから・・・・・。過去からのメッセージを大事にし、未来に生かす必要がある」。
大会二日目は、12の分科会。支持団体が中心になって、企画・運営をしてくれている。今年は、NBMや事務局推薦の分科会もあって、内容が多彩であった。
大会の内容については、後日もう少し掘り下げて紹介したい。関係各位に感謝!
(H23.9.12)
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